『美味しんぼ』ベーコン鍋から『ゴールデンカムイ』桜鍋まで! 思わず真似したくなるマンガ鍋4選
寒い日に食べたくなる料理といえば、心と体を温めてくれる「鍋料理」だろう。『美味しんぼ』や『ミスター味っ子』といった料理漫画でも数多くの鍋料理が登場し、読者を楽しませてきた。今回はそんな漫画に登場した、思わず真似したくなる、ユニークな鍋料理を紹介したい。
『美味しんぼ』ベーコン鍋
山岡士郎がベーコンの美味しさを最大限に引き出すことを目的に作ったベーコン鍋だ。
作り方は鶏ガラと牛の赤身肉などを煮て取ったスープで、じゃがいもと玉ねぎを煮る。じゃがいもが煮えたらベーコンを加え、脂身が半透明になったら白菜を入れて出来上がりだ。このベーコンは栗田ゆう子の祖母の彼氏・大柱と黒柏が作った最高のものだった。
究極のメニューとしては比較的簡単ということもあってか、再現に挑戦する人も少なくない。「ズボラ飯の漫画飯料理」のベーコン鍋再現動画は約4万回再生されている。
『ミスター味っ子』赤糸散らしの白雪鍋
主人公の味吉陽一が、中江兵太との鍋料理対決で作った赤糸散らしの白雪鍋だ。
中江兵太の味の染み込んだ土鍋に対抗し、陽一はなんと昆布で鍋を作る。鶏とタケノコを長時間煮た後、おろし大根を一面に投入し、さらに唐辛子の千切りも。鶏肉を柔らかくするため、袋に入った米を入れるという工夫もなされていた。その味はアニメ編では鍋を食べた熊坂一郎が「ウルトラうまかっちゃん」と叫んだほどだった。
こちらも「ズボラ飯の漫画飯料理」チャンネルが再現に挑戦。コンブ鍋を作るところから始め、料理を作り上げていた。
『クッキングパパ』ドボン鍋
荒岩一味が大学時代、「山岳部の奴」から習ったという、名前がインパクト抜群な「ドボン鍋」。
その作り方はシンプルで、芯をとったキャベツを十字に刻み、その間にコンビーフをつめて鍋で煮るというもの。味は塩で整える。一般的に健康に良いといわれるキャベツをじっくりと、そしてたくさん味わうことができることが、この料理の最大の特徴といえそうだ。コンビーフの代わりにひき肉やウインナーなどでアレンジしてみるのもいいかもしれない。
ドボン鍋は「LIFE LOG@てんぐう」チャンネルが再現。1.5万回の再生数を記録している。