『MONKEY』最新号は“翻訳”特集 阿部大樹、伊藤比呂美、小島敬太、ブレイディみかこら登場

『MONKEY』最新号は“翻訳”特集

 2月15日発売の『MONKEY vol.26』(スイッチ・パブリッシング)は「翻訳教室」と題し、数々の英米文学作品の翻訳を手がけてきた柴田元幸が、豪華ゲストととも に「翻訳者の机上・脳内で起きていること」をとことん検証した“翻訳”特集。

 柴田元幸が大学で実際に行ってきた授業のフォーマットを用い、短篇小説の訳し方をゲストとともに議論した「翻訳実践演習」を掲載。阿部大樹、伊藤比呂美、小島敬太、ブレイディみかこの4名が“生徒” 役となり、課題作品であるマシュー・シャープの短篇小説を全員があらかじめ翻訳し、その訳文を検証していった模様が掲載される。

 また、「現在もっとも優れた若手の現代日本文学翻訳者の一人」と柴田元幸が絶賛し、柴崎友香や、松田青子、津村記久子などの英訳を手がけるイギリスの翻訳家ポリー・バートンが、柴田元幸と「日英の翻訳はどう同じでど う違うか?」について語り合う企画など、見逃せない内容となっています。

■主な内容
○この短篇、どう訳す? 誌上講義形式の「翻訳実践演習」を掲載
○柴田元幸による「作家別 鍵言葉辞典」「いつか訳したい11冊」を収録
○ポール・オースターの未邦訳長篇『4321』の抄訳を特別掲載

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