オムレツライス、地下の豪遊メシ、深夜の凶悪メシ……一度は真似したい(?)『カイジ』メシ3選
福本伸行氏原作の『カイジ』シリーズ。『賭博黙示録カイジ』を筆頭に、『1日外出録ハンチョウ』『中間管理録トネガワ』などのスピンオフ作品も生まれ、そのどれもが高い人気を誇る。
そんな『カイジ』シリーズで話題になるのが、作品に登場した個性的な料理の数々。今回は『カイジ』シリーズに登場した魅惑の料理を検証したい。
オムレツライス
地下労働施設で働くハンチョウこと大槻が1日外出券を使い、地上で束の間の自由を謳歌する漫画『1日外出録ハンチョウ』に登場した、「オムレツライス」だ。
大槻が学生時代に通った中華料理店「大刻屋」を訪れ、カニチャーハンを食べようとメニューを開くと、「オムレツライス」の文字が。悩み抜いた挙げ句、「ハズレはないだろう」という目算もあり、オムレツライスを注文する。
出てきた料理はオムレツとご飯がセットになっているという一風変わったもの。凡庸な見た目に肩を落とす大槻だったが、オムレツを口に入れてみると半熟卵とチャーシューとネギ、そして味覇の味が絶妙で、その味を大絶賛していた。
オムレツライスは漫画を参考に作る人が多く、YouTubeにも多くの動画が上がっている。
地下の豪遊メシ
『賭博破戒録カイジ』で、カイジが負債を理由に送られた劣悪な環境にある地下強制労働施設で楽しんだ、豪遊メシだ。この施設ではペリカという激安の通貨を用いた売店があり、ぼったくり価格で食料などを購入できる。
カイジは大槻班長からビールを差し入れられたことをきっかけに欲望に火が付き、売店で買ったアサヒスーパードライ4本、焼き鳥、チーチク、肉じゃがを一心不乱に食べる。さらに、ポテトチップも口に。カイジは後先を考えずに2日続けて豪遊メシを楽しんでしまい、「気がつけば豪遊って! カイジ、2日続けて豪遊っ! やってしまったっ…」となるのだった。
地下の豪遊メシは決して派手な料理ではないものの、カイジができる限りの範囲内で揃えた最高の食事。その気分を味わおうと、同じものを揃えて食べる人も少なくなかったようだ。