『ONE PIECE』シャンクスはなぜルフィに麦わら帽子を託した? ワンピース研究家が考察する、最重要人物の謎
「現在、ルフィたちが戦っている四皇のカイドウやビッグ・マムは悪魔の実の能力者で、それゆえに桁違いの戦闘力を有しています。もちろん、覇気によって戦闘力を高めることはできますが、それだけで四皇になれるのかというと疑問が残ります。もしかすると、シャンクスもなにかしらの能力を持っているのかもしれません。頂上戦争編のとき、前日まで新世界にいたシャンクスが、たった1日で戦線に参加していたことや、聖地マリージョアにすんなり潜入していたことから、移動に関する能力の持ち主なのではないかという説もあります」
そんな謎だらけのシャンクスだが、カイドウたちとの戦いの後にはいよいよ動き始めるのかもしれない。
「作者の尾田栄一郎先生は、『ジャンプフェスタ2021 ONLINE』にて『あいつがボチボチ動くかなー? 赤い髪の男…!!』とコメントされていたため、2021年内にシャンクスが大きな動きを見せるかもしれません。ルフィは四皇を倒すと宣言していますし、もしかするとカイドウらを打ち負かした後、ラスボスとして君臨するのがシャンクスであるという可能性も捨てきれませんね。個人的には、二人には共闘してもらいたいですが……」
シャンクスがルフィに麦わら帽子を授けた際に語った名言「いつかきっと返しに来い 立派な海賊になってな」は、どんな結末につながるのか。シャンクスの正体が明かされる日に向けて、心の準備をしておきたい。