『ONE PIECE』ジョイボーイとは何者なのか? ワンピース研究家がその可能性を考察

『ONE PIECE』ジョイボーイの可能性

「ルフィは物語の開始当初、イーストブルーで生まれた普通の少年で、たまたまゴムゴムの実を食べてしまい、シャンクスとの出会いで海賊を目指すようになったと見られていました。しかし、実は父であるモンキー・D・ドラゴンが革命軍のリーダーで、祖父であるモンキー・D・ガープは海軍の英雄、義兄弟のポートガス・D・エースは白ひげ海賊団の2番隊隊長で、シャンクスに至っては四皇の一人でした。ルフィに覇気を教えたシルバーズ・レイリーは海賊王ゴールド・ロジャーの右腕でしたし、ゴムゴムの実もかつてCP9が護送していたもので極めて重要な実だった可能性が高まっています。この世界において重要な役割を担う人物たちと深い関係があり、大きな運命を背負っていることが見えてきました。ジョイボーイの代わりに約束を果たすのも、ポセイドンの力を正しく導く“もう一人の王”も、ルフィその人を指すのかもしれません」

 『ONE PIECE』の世界で“最強の生物”とされるカイドウを打ち倒したとき、ルフィたちはその運命の大きさを知り、最後の島“ラフテル”を目指す真の理由が明らかになるのかもしれない。

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