【漫画】先生に取り上げられたコミック、面白かったら許される? 実話をもとにした原稿をプロ漫画家が添削

 各種アプリやウェブサービス、SNS等の隆盛により“掲載”の場が増えたことで、多くのクリエイターが漫画を発表し、ウェブ発の人気作品も多く登場するようになった昨今。Twitter上で自身の体験を綴った漫画を公開し、大きなバズを起こすクリエイターも増えている。

 そんななか、丁寧かつ熱のこもった「漫画/イラスト添削」動画で高い人気を誇っている元週刊少年漫画誌の連載作家「ペガサスハイド」氏が、「一見上手な漫画もプロが見れば…? 自分の体験を漫画にした原稿の添削」と題した動画を公開。タイトルの通り、ネットで注目を集めることが増えている実体験系の漫画を添削し、より多くの読者に届けるためのポイントを指南している。

#29 一見上手な漫画もプロが見れば…? 自分の体験を漫画にした原稿の添削

 今回、ペガサスハイド氏に漫画添削を依頼したのは、独学で絵にかかわる仕事をしていて、「漫画家になりたいという思いが再燃した」というクロニエルさん。その漫画の内容は、以下の通り。

 授業中、漫画の回し読みをしているのを先生に見つかってしまう主人公。当然、取り上げられて怒られてしまうが、それが面白い漫画だったら先生も思わず認めてしまうのではないか……と考え、宿題で漫画を描き、プロを目指そうとする。しかし、父親は「漫画家なんて生活できない!」と大反対で……。

 実体験をもとにしたというこの原稿に対して、ペガサスハイド氏はまず、「キャラクターが描いてあって、背景が描いてあって、セリフの吹き出しも感情によって形を変えているし、効果線もあって、漫画の基本の形ができている」「実際に作者が経験したことだから、リアリティを感じる。背伸びしていない感じがいい」と、いつものように良い点を挙げていく。

 ここからハイド氏は、「自分ならこう描く」と、いつものように元の原稿を生かしつつ、自らネームを描いていく。元原稿の1番の課題は、自身の体験であることもあってか、部分部分で読者に伝わりづらい描写があること。時間の流れや場面転換がわかりづらく、「いつ」「どこで」「誰が」という情報を意識することが重要なのだと、ハイド氏はアドバイスを送った。



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