一見上手な美形キャラのイラストが激変? 元週刊少年漫画誌連載作家の添削動画でわかる“プロの技術”
そこからトレスを行い、プロ仕様にするためのポイントを解説しながら、イラストを本格的に仕上げていく。「見下ろしている」という構図をより自然なものとするため、顎の角度を少し下げ、うまく描けている顔に比べてこだわりが薄く見える、服のシワなどを繊細に表現し、体にも立体感を持たせる。「吸血鬼」というキャラクター性もあってか、全体として暗いトーンになっていたため、顔が目立たないというウィークポイントも、顔の周りのトーンを薄くすることで改善。フードの紐やジッパーを追加することで、顔以外が手抜きに見えない処理も行い、見違えるようなイラストに変貌を遂げている。
漫画家やイラストレーターを志す人はもちろん、「最初から上手い絵が、プロの手にかかるとどう変わるのか」という好奇心も満たしてくれる、YouTubeチャンネル「【 Hyde Channel 】元週刊少年漫画家ペガサスハイド」。漫画の添削動画も高頻度で更新されているので、ぜひチェックしてみよう。