『北斗の拳』『スラムダンク』『らんま1/2』……ユニークな漫画原作スーファミソフト4選

漫画原作のスーファミソフト4選

『らんま1/2 奥義邪暗拳』

『らんま1/2(1)』

 らんま1/2のスーパーファミコンソフト。PCエンジンとスーパーファミコンで対戦格闘ゲームが複数作品発売されたこともあってか、奥義邪暗拳は『ぷよぷよ』のような「落ちものパズルゲーム」となった。

 ストーリーモードと、落ちものパズルゲーム特有のドキドキ感の融合を評価する声も多かったのだが、「らんまじゃなくてもいいのでは」「キャラ物にする必要性を感じない」という評価もあった。

 しかしスーパーファミン第一作の「町内激闘篇」や「超技乱舞篇」ど、対戦格闘ゲームが続いただけに、「これはこれで楽しい」「落ちものパズルゲームとして楽しめる」と感じた人も多かった。

『美少女戦士セーラームーン』

『美少女戦士セーラームーン(1)』

 武内直子の人気作品『美少女戦士セーラームーン』のスーパーファミコンゲームだ。セーラームーン、セーラーマーキュリーなど人気キャラが町を歩き、パンチやキックなどで敵を倒していく内容だ。

 「セーラームーンに肉弾戦をやらせるのはちょっと」「かなりシュールな内容」との指摘も出ていたが、敵を倒していく内容に爽快感を感じたプレイヤーや、『セーラームーン』の世界観を踏襲したゲームをスーパーファミコンで楽しめることを喜ぶ声もあった。

ゲーム機とともにソフトも進化

 ファミコンの変わり種作品と比較すると「酷い」「どうしようもない」という作品は減り、どちらか問えば「評価が分かれている」作品が多いのが、漫画発祥スーパーファミコンゲームの特徴である様子。

 漫画発祥のゲーム作品だけを見ても、ゲーム機の進化とともに、ファミコンソフトの質が変わったことが見て取れる。今回取り上げたゲームも、ゲーム機の進化と普及に、大きく貢献した。

 

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