『キャプテン翼』はファミコンの大名作だった? 漫画原作の”名作”ゲーム4選
当サイトではこれまで、過去2回にわたって漫画作品から移植された「迷作」ゲームを取り上げた。ストーリーが全て謎だった『美味しんぼ』や、原作が完全崩壊していた『タッチ』など、良くも悪くも個性的なゲームがプレイヤーに強いインパクトを与えた。
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そんな漫画発祥ゲームはもちろん、「迷作」だけではない。「名作」として親しまれているものも当然存在する。今回は「名作ゲーム」を取り上げてみたい。
『キャプテン翼』
高橋洋一氏原作の不滅のサッカー漫画、『キャプテン翼』。全世界のサッカー少年に影響を与えた作品は、1988年にファミリーコンピューターでゲーム化された。
主人公・大空翼や日向小次郎など主要人物が総登場し、ドライブシュートやタイガーショットなど、ダイナミックな必殺技が再現され、迫力のある試合を楽しむことが可能だった。
また、パリのエッフェル塔で岬太郎を探し当てるアドベンチャー要素、サッカーでありながらコマンドを駆使して試合を進めていくシステムなど、バラエティに富んだゲーム性が高く評価された。
現在ネット掲示板で散見される「くっ…ガッツが足りない」というフレーズは、このゲームから生まれたものである。高評価を受けたファミコン作品は、スーパーファミコンやPS4、Nintendo Switchなどの後続機に移植されるケースがあり、『キャプテン翼』は今なお様々な形でゲーム化している。
『めぞん一刻』
高橋留美子原作のラブコメディ漫画、『めぞん一刻』。PCゲームを経て、1988年にファミリーコンピューターに移植され、多くの人がプレーした。
内容はアドベンチャーゲームで、少々難しいという指摘もあったが、原作の世界観を保ちつつ、当時としてはかなり美しいグラフィックや、斉藤由貴が歌った主題歌「悲しみよこんにちは」のBGM、心をくすぐるようなストーリーなどが高い評価を得た。