『呪術廻戦』東堂葵、メカ丸、禪院真依……京都校メンバーの魅力とは? 「交流会編」をおさらい

『呪術廻戦』「交流会編」の見どころとは?

 そして、ストーリー的にも見どころが盛りだくさんだ。真希と真依の対戦、パンダとメカ丸の対戦はもちろんのこと、交流会を襲撃した特級呪霊・花御と伏黒恵、狗巻棘、加茂の戦いからの流れが熱い。

 狗巻は電話で三輪に「眠れ」と呪言を使った直後、花御に遭遇。対戦中だった伏黒と加茂が屋外に出ると、花御から逃げる狗巻を発見する。五条に連絡することも叶わず、狗巻の呪言で花御の動きを封じ、伏黒と加茂で攻撃をして距離を取るが、ジワジワと追い詰められる。狗巻の喉も限界に達し、絶体絶命かと思ったときに、助太刀に入ったのは真希だ。まだ戦闘可能だった伏黒とともに花御に立ち向かうものの、またしてもピンチになってしまったところに東堂と虎杖が現れ、花御を追い詰めていく。

 直前まで戦っていた東京校と京都校メンバーたちが結託して立ち向かい、仲間のピンチに現れるという流れは、呪術師同士の絆を感じることができる。そして虎杖、東堂ペアが現れた時の心強さは、今後につながる布石の1つと言えるのではないだろうか。

 また、なんと言っても人気なのは、五条が帳を破ってから無双するシーンだ。帳を降ろした張本人である組屋鞣造の手足をいとも簡単に吹き飛ばし、「こいつには色々と聞かないといけない。死なせちゃダメだよ。ほら手当して」と楽巌寺学長を煽ることも忘れない。さらに、花御と対峙している虎杖たちまでの距離があると判断すると、「少し乱暴しようか」とポツリ。ちなみにこの台詞には、多くのファンが射抜かれていた様子だ。そして、術式順転「蒼」と術式反転「赫」をぶつけて繰り出す術式「茈」を発動。かなり広範囲の森を抉り取ってしまうほどの威力を見せた。「相変わらず規格外だな」という東堂の台詞通り、改めて五条の強さを噛みしめることができる。そして、その強さが規格外すぎるため、五条がいては話が進まないと再確認。呪霊たちが五条を封印しようとするのも納得できる。

 交流会が終わった今、野球をして楽しむなど一時の平和が訪れている。だがこの先、物語は大きく展開。アニメでは一定期間空いた後、第2期や映画化などがされていくのだろう。まだまだ『呪術廻戦』から目が離せなさそうだ。

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