鈴木おさむ×YOASOBIコラボ楽曲『ハルカ』原作のビジュアル小説発売
2月14日に初の配信ライブ『KEEP OUTTHEATER』でリアルタイム生パフォーマンスを披露し、大反響を呼んだYOASOBIの1stEP「THE BOOK」にも収録されている、楽曲「ハルカ」の原作小説がビジュアル小説化し、『ハルカと月の王子さま』というタイトルで2月19日から全国の書店で発売される。
『ハルカと月の王子さま』は、YOASOBI第6弾楽曲「ハルカ」の別視点で繰り広げられるマグカップと遥の物語で、著者は放送作家・脚本家としてもお馴染みの鈴木おさむ。本作は、TOKYO FMで毎週金曜お昼12時から放送中の鈴木がパーソナリティを務めるラジオ番組「JUMP UP MELODIES TOP 20」にYOASOBIがゲスト出演したことをきっかけに生まれたコラボレーション作品だ。
同氏が紡いだストーリーに、「えっびっ」などのスタンプで超人気クリエーターとなり、「ハルカ」のMVも担当した伊豆見香苗が描き下ろしたイラストで新たな息吹を吹き込む。物語も「monogatary.com」で発表された「月王子」(URL:https://monogatary.com/episode/109217)より大幅加筆されている。
そして、ビジュアル小説の発売を記念し、作品に登場する‶マグカップ″を実際に製作、双葉社オンラインで限定発売する。(【双葉社オンライン】:https://ec.futabasha.co.jp/item_Detail.php?@DB_ID@=355)
鈴木おさむコメント
「友情」をテーマに書こうと思った時に、「もの」の目線で書けないかなと考え、そこで自分が常に使ってるものってなんだろうと思いを巡らせていったら「マグカップ目線」にたどり着いたんです。
「マグカップの擬人化」の物語をAyase君はどんな曲にするんだろうと、楽しみも込めて書きました。
伊豆見香苗コメント
鈴木おさむさんの原作を読み、すごく優しい世界観で、でもちょっぴり切なく...本当にとても素敵な作品だと感じました。
この世界観を崩さず、自分なりに「こうだったら可愛いな〜」とか「自分がマグカップだったらどうだろう?」と考えながら楽しく制作させていただきました。
YOASOBIのMV「ハルカ」はマグカップ視点で制作しましたが、イラスト小説「ハルカと月の王子さま」はまた違う視点でハルカとマグカップを描いています。
ぜひマグカップやハルカの表情など見ていただけると嬉しいです!
■書籍情報
『ハルカと月の王子さま』
著者:鈴木おさむ(作)/伊豆見香苗(絵)
出版社:双葉社
発売日:2021年2月19日
価格:本体1,400円+税
あらすじ:「あの日、雑貨屋で僕を拾ってくれてありがとう。遥の幸せが僕の幸せだから」『星の王子さま』を真似た「月の王子さま」のイラストが描かれたマグカップは、雑貨屋の片隅でずっと売れ残っていた。
しかし、遥は「おもしろい」と買っていく。その日から、月の王子さまマグカップと遥の時間が動き出した。初恋、受験、失恋、そして結婚出産。長い時間を重ね、育まれていくマグカップの愛。遥もどんどん愛着が湧いていくが……。