AKB48卒業から4年……前田亜美が語る、芸能活動を続ける理由 「ファンの人が家族みたいな存在ってことに気づいた」

前田亜美が語る、フォトブック『AMI』

25歳ならではの表情になった

ーー篠田麻里子さんからも「すっかり大人の色気も出てきた」というコメントがありました。

前田:13歳ぐらいから可愛がってくれている先輩で、今でもご飯に連れてって行ってもらったり、お家に遊びに行ったりしています。結婚も発表する前に教えてくれたんです。大事な人生の先輩でもあるし、AKB48で昇格したチームにいた先輩で、9歳差の最年少と最年長で話しかけてくれたりして、いい刺激をもらいました。ただ、お茶目な一面もあるので、「亜美やって!」「いいですよ」って色々と任せられたり、友達みたいな感じで接してくれるのも嬉しかったです。当時から本当に可愛がってくれていました。

ーー大人の色気については、自身ではどう思っているんですか?

前田:いやー、なかなか分からなくって。色気とは無縁なので、憧れです。ただ、無邪気さだったり、初心を忘れない心は私の良さでもあると思うので、色気を無理やり出すよりかは、私の良さが出ればいいなと思っています。

ーー見たことなかった表情というのも、その大人の色気なのかもしれないですね。

前田:25歳ならではの表情になったというのもありますね。13歳、14歳の時はこんな顔はしてなかったなと思います。


ーーエッセイの内容についても各テーマごとに教えてください。

前田:「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」というテーマで分けています。私は母子家庭で育ってきたので、「お父さん何歳なの?」って聞かれることもありました。別にそれが苦でもないし、寂しくもなくて。愛情を注いでくれる、好きなように生きていいよっていうお母さんで、10代から芸能界に入って、学校にもなかなか行けない中、支えてくれていたのは家族だったり、周りの人で。そういうのをAKB48の当時は忙しかったのもあって、気づけませんでした。大人になるにつれて気づいていったんです。改めて、AKB48にいた頃の思い、そして家族やファンに向けての思いをエッセイに書きたかったです。

ーーなるほど。

前田:「愛」はファンの方、「家族」は家族に向けてです。「孤独」「悲しみ」に関しては、家族の話や過去の思いを語りました。当時、私はすごく忙しかった時期で、毎日撮影だったりで家にもいられなかったし、お母さんは仕事をしながらというのもあって。妹も学校に行かないといけないし、そういう部分で私が「お仕事しなきゃ」「お父さんにならないと」っていう責任感がありました。そういった思いもファンの人になんにも言ってこなかったし、言うことでもないと思っていました。

 でも、AKB48を卒業してから、ファンの人が家族みたいな存在ってことに気づいたんです。素でいる前田亜美が好きとか、ファンにも頼ってくれる亜美ちゃんが好きっていう人が今も応援してくれているので、そういう人たちには全部言えたらいいなと思って全部書いています。テーマはネガティブな「孤独」「悲しみ」から入るんですけど、最後は「夢」でハッピーに終わるんですよ。ひとつの作品として楽しめる本にしたいなと思っていました。

ーー亜美さんの「夢」というのは?

前田:私は求められると嬉しいことに気づいたんです。ファンの人が言ってくれたこととか、お母さんに頼られるのも好きだし。そういうのを踏まえて、与えられる存在になりたいし、求められる、憧れられる存在になりたいですね。

ーーAKB48卒業から4年が経ちますが、卒業生の一人としてどんな人でありたいと思いますか?

前田:AKB48が有名なだけで個人で有名かと言ったらそうでもないし、自分はどうやったら人気が出るかなって、日々考えて生きてきました。刺激はもらいつつも、ほかと比べられないように、一人の前田亜美として知ってもらえたらいいなと思います。

ーー改めて、亜美さんにとってこのフォトブックはどのような作品になりましたか?

前田:宝物ですね。やっと出せるひとつの夢が叶ったものなので。今までの全部を詰め込んだし、こだわったものなので、手に取ってもらった方の宝物にもなれたらいいなと思っています。満足はしているんですけど、今回を経てこれ以上のものがもっと出来るのかなと思ったりもしていて。これを機に新たなスタート、挑戦をしていきたいなと思っています。


■書籍情報
前田亜美1stフォトブック『AMI』
前田亜美 著
価格:本体2,500円+税
出版社:KADOKAWA
公式サイト



インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「著者」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる