『鬼滅の刃』炭治郎が繰り出す“日の呼吸 十三の型”を全解説
『鬼滅の刃』第198話(『週刊少年ジャンプ』2020年16号)では、引き続き炭治郎たちと無惨との死闘が描かれた。決戦も佳境に入り、夜明けまで決死の想いで日の呼吸十三の型全てを繰り返す炭治郎。本稿では改めて、炭治郎と無惨との死闘でカギとなる“日の呼吸の十三の型”を全解説したい。
円舞
累との死闘で炭治郎が瀕死のとき、走馬灯のなか竈門家伝来のヒノカミ神楽を見たことで目覚め、繰り出した。上段から刀を縦一閃に振りおろす。
碧羅の天
下弦の壱・魘夢との闘いなどで使用。上半身を屈めて刀を肩越しに大きく振りかぶってからひねり上げる。足元の標的に有効だ。
烈日紅鏡
上弦の陸・堕姫との闘いなどで繰り出した。∞を描くような左右対称の鋭い斬撃。堕姫が高速で繰り出す帯の群れをすべて切断した。
灼骨炎陽
堕姫との闘いなどで使用。刀を前方に向けて円を描き、渦巻くような炎の斬撃を繰り出す。斬撃を受けた所は灼けるように痛く、堕姫は上手く再生できなかった。
陽華突
上弦の肆・半天狗との闘いなどで繰り出す。高く飛び上がり、頭上に向けて刀を突き刺す。
日暈の龍・頭舞い
半天狗との闘いなどで繰り出した。龍のように舞って移動し、接近して斬りつける。半天狗との闘いでは、禰豆子の血によって刀が燃えて爆血刀になり、さらに遺伝した記憶を感知したことで赫刀を発動させた。
斜陽転身
猗窩座との闘いなどで繰り出した。宙返りしながら身体の捻りを生かした横一閃で斬り上げる。猗窩座との闘いにて、父に教えられた“透き通る世界”に入り、動きの予測と攻撃の回避の速度を格段に上げ、“闘気”を閉じた状態で頸を斬った。
飛輪陽炎
猗窩座との闘いなどで繰り出す。飛び上がり、横一閃によって刃の切っ先が陽炎の如く揺らぐ。