山下美月、写真集の裏テーマは「大恋愛」 出来栄えは「無限の可能性を秘めた、無限点」

山下美月1st写真集イベントレポ

 乃木坂46・山下美月の1st写真集『忘れられない人』(小学館)が1月21日発売となった。同日、発売を記念したお渡し会イベントがHMV&BOOKS SHIBUYAにて行われた。

 イベントの前に記者会見に応じた山下美月は、「1ページ1ページに120%の力を出し切って作りたいって挑みました。自分がやりたいことを詰め込んだ作品になっています」と自信をのぞかせた。

 「パリでの撮影ということもあって、ちょっと背伸びしたような大人なランジェリーも着てみました。普段自分じゃ着ないようなものを着させていただいたので、いい思い出になりました」と語り、「紐のビキニも初めて着たんですけど、どうやって結べばいいのかわからなくて困りました」とはにかんだ。

 プールでの撮影は大変だったようで、「パリは日本よりも気温が低いんですが、雨もザーザー降っている中でのプールの撮影でした。しかも温水機能が壊れていてただの冷水……スタッフさんたちにも止められたんですけど、『ここで入らなくていつ入るんだ!』って謎の根性が出て結局入ってしまいました」と笑顔で撮影を振り返った。パリの撮影は自分の希望だったという山下。「ボンジュールとメルシーを300回は言いました」と笑いを誘った。

 お気に入りのページを聞かれると、銅像とのキスシーンをあげた山下。実はこの写真集の裏テーマは「大恋愛」だと暴露。男性と一緒に写真を撮ることも提案されたというが、「ファンの人が見たら嫉妬しちゃうんじゃないかって、山下美月的NGにしました。でも、銅像だったらいいんじゃないかっていうことに気づいて……だからこの写真は考え抜いた結果です」と語った。

 表紙の写真について質問が飛ぶと「結局“大恋愛”の相手は人間じゃなくてこの表紙の猫ちゃんだったみたいな、ストーリーもあったりなかったり……恥ずかしいな」と手で顔を覆いつつ、「でも素直に猫ちゃんが可愛すぎたこととと、大胆なショットではあるんですけど、清楚さとか純粋さみたいなのも見えてていいなと思ってこの写真を表紙に選びました」と語り、撮影に備え毎日全身鏡で自分の体のコンディションをチェックしていたことも明かした。

 写真集の満足度を聞かれると「出た! その質問!」と構えてみせ、「考えたんですけど、無限点にしようかなって」とつぶやいた。「この写真集は人それぞれ妄想しながら読んで欲しいなと思っていて、彼女として見るのもいいですし、女友達として見るのもいいですし。無限の可能性を秘めた、無限点っ」といたずらに笑った。

 次の写真集についての質問には「次がもしあるなら、今回はパリ感満載なので、日本的なものを作ってみたいです。茶道をやっているので、和な雰囲気で」と今後を期待させた山下。

 最後に、乃木坂46白石麻衣の卒業についてコメントを求められると「白石さんは弱音を吐かないし、常に笑顔で、常に美しいんです。それに優しくて、私が体調が悪い時にも一番早く気づいてくださったり……アイドルとして乃木坂としてはもちろんですけど、一人の女性として本当に憧れの人です。本当に大きい大きい存在なので、卒業されてしまうのは寂しいですが、先輩のことを見習って、残りの期間でいろんなものを受け継いでいけるように頑張りたいです」と語った。

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