内田理央主演ドラマ『来世ではちゃんとします』、原作漫画で描かれた“恋愛あるある”のリアル
では、ドラマ作品にはどんな期待が寄せられるのだろうか。
「本作は、社会人として仕事は頑張っているけれど、恋愛面では若いときに受けた傷を未だに引きずっていたりする、いわば“恋愛モラトリアム”にいる人々を描いた群像劇です。原作は4コマ漫画で、“こじれた恋愛あるある”をリズム良く読ませていくところに魅力があるため、必ずしも結論を出す必要はないと思います。一方でドラマ版はストーリーものとしての側面も色濃いため、彼らの生き方をそのまま良しとするのか、それとも“もっとこうしよう”という指針を示すのか、視聴者から結論を求められる部分もありそうです。そこはドラマ制作陣がどんなメッセージ性を込めるかにかかっていると思うので、楽しみにしたいです」