BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」 11月は「マストで聴きたいウィンターソング」

清野桃々姫が選ぶ「ウィンターソング」

 BEYOOOOONDS 清野桃々姫によるプレイリスト連載「ひめぷれ」。ブログで毎回目覚まし音として洋邦問わず様々な楽曲を紹介するなど、グループ内でも音楽好きとして知られる清野。同連載では、そんな清野に毎月あるテーマに沿ったプレイリストを紹介してもらう。11月は「マストで聴きたいウィンターソング」をテーマに8曲をセレクト。今回のプレイリストは「ウィンターソング」がテーマというだけあって儚い恋愛を歌った曲が多く出そろったが、聴くにつれ希望を感じられるような巧みな構成に。平成の名曲〜令和を代表するような楽曲まで、清野らしい感性を通じて選曲された「ウィンターソング」を堪能してもらいたい。(編集部)

11月は「マストで聴きたいウィンターソング」をセレクト!

SEKAI NO OWARI「イルミネーション」
aiko「milk」
Mrs. GREEN APPLE「私」
Awesome City Club「勿忘」
SPEED「White Love」
東京女子流「Love like candy floss -TGS ver.-」
TRF「寒い夜だから」
広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」

幅広い年代から選曲した「ウィンターソング」

――1カ月ぶりの取材となりますが、来月12月は清野さんのお誕生日ですね。おめでとうございます!

清野:ありがとうございます! 12月22日が誕生日なんですが、ファンクラブ限定で12月20日にバースデーイベントがありまして。あと12月12日には、福岡のマリンメッセさんで行われる、『ちかっぱ祭』といういろいろなアイドルさんが出られるイベントに私たちBEYOOOOONDSが出演しますので、お近くの方はぜひ来ていただきたいですね。

――さて、11月のテーマは「マストで聴きたいウィンターソング」でしたが、選曲してみていかがでしょうか?

清野:ウィンターソングは名曲が多いなと改めて思いました。夏と比べると優しい落ち着いた曲が多いですし、聴くだけで季節を感じられる音楽というものはすごいなと思いました。

――今回のプレイリストのポイントを教えてください。

清野:今回、あえてクリスマスソングを入れなかったので、冬を通じて聴くことができるプレイリストになったと思います。

――選曲も王道のウィンターソングが多い印象です。

清野:誰もが知っているような曲をいっぱい入れようと思って。特に幅広い年代から選曲してみました。

――80年代の曲から、最新の楽曲まで幅広いラインナップで清野さんらしい選曲だなと思いました。季節のせいか恋愛を歌った曲が多いですね。

清野:冬は恋の季節ですからね。しかも片思いの心境や失恋を歌った曲が多かったかもしれません(笑)。

――1曲目はSEKAI NO OWARIで「イルミネーション」です。SEKAI NO OWARIの冬ソングと言えば、「スノーマジックファンタジー」の印象が強いですが、あえてこの曲を選んだ理由を教えてください。

SEKAI NO OWARI「イルミネーション」

清野:まさにその通りで悩んだんですが、個人的にこの曲の歌詞が大好きで。歌詞の一言一言がすごく丁寧で、優しさがにじみ出ているように感じるんです。壮大な世界観を歌っているのに少し孤独も感じて。でもその分まっすぐな愛が伝わってきます。

――恋愛ソングとしても解釈できますし、もっと根源的な人との繋がりを歌った楽曲のようにも感じます。

清野:いろいろな解釈ができる曲だと思います。Fukaseさんが好きで、よくライブ映像を見るんですが、よく泣いてしまうんですよ。一生懸命生きる姿が伝わってきて、勇気や力をいっぱいもらえる存在だなと思います。

――MVもアーティスティックな世界観です。

清野:素敵ですよね。不思議な世界観でもあると思うんですが、温かい雰囲気も感じられて大好きです。映像とともに聴くとより歌詞の意味を理解できる気がします。

――続いて2曲目はaikoさんの「milk」ですね。

aiko- 『milk』music video

清野:「milk」はウィンターソングの王道だと思います。aikoさんの楽曲はアップテンポな曲でも、ちょっと切なさが感じられる曲が多くて。そういう部分が大好きなんです。この曲はMVもお気に入りです。管楽器の音が目立つような曲なんですが、実はキーボードがとっても素敵で。キーボーディストの佐藤達哉さんが演奏されているんですが、音色に優しさがにじみ出ているんですよ。なのでこの曲はキーボードに注目して聴いてほしいですね。

――aikoさんの曲は過去のプレイリストでも度々選んでいらっしゃいますよね。

清野:そうですね。aikoさんが大好きで。今年『Love Like Pop vol.22』というツアーをまわられているんですけど、3回行きました! 楽曲も年代によってカラーが違ったりするので、そういうのも聴いていて面白いなと思います。

――続いて3曲目はMrs. GREEN APPLEの「私」。

清野:私、パソコンやアプリを使って歌をスローにして聴くんです。波長や、ビブラートのかけ方とかを見たり。それで大森(元貴)さんの歌声をスローで聴くと、打ち込んだ音みたいに歌声やビブラートがクリアに聴こえて洗練されていることがわかるんです。

――相変わらずマニアックな聴き方です(笑)。「私」は大森さんの歌声の良さが前面に出た曲ということでしょうか?

清野:そうですね。もともとスローテンポな曲ですし、メロディの良さに加えて優しさがにじみ出ているというか。歌声がすごく素敵です。歌唱スキルなど、普通の人たちには真似ができないような技がいっぱい組み込まれているので、「私」のようなスローテンポの曲だと、そういうスキルが分かりやすく聴こえていいなと思います。

――4曲目はAwesome City Clubの「勿忘」。映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして大ヒットしました。

Awesome City Club / 勿忘 (MUSIC VIDEO)

清野:映画館に行った時に、『花束みたいな恋をした』の予告を観て、その時にビビッときたという思い出があります。バンドのスタイルがカッコよくて、その後も音楽番組などで欠かさずチェックさせていただいています。「勿忘」をきっかけに、過去の曲も聴くようになったんですが、PORINさんに沼りました(笑)。歌声も唯一無二で、衣装やヘアスタイルも含めすごく引き込まれましたね。それと私最近タイポップが好きなんですけど、Awesome City Clubさんが、タイの国民的ポップスターであるSTAMPさんとコラボされていて。タイ語と日本語で歌う「ฝันร้าย/ฝันดี ( move on ) feat. Awesome City Club」という曲を出されていたんですけど、それがめっちゃ良くて。いっぱい聴いています。

――PORINさんのタイ語がお上手でびっくりしました。「勿忘」でいうとatagiさんとPORINさんの掛け合いも素敵です。

清野:お二人のハモリはすごく奥行きがあって深くて。聴けば聴くほどはまってしまいます。

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