BEYOOOOONDS 清野桃々姫プレイリスト連載「ひめぷれ」 10月は「ネクストブレイクアーティスト」

清野桃々姫が選ぶネクストブレイクアーティスト

 BEYOOOOONDS 清野桃々姫によるプレイリスト連載「ひめぷれ」。ブログで毎回目覚まし音として洋邦問わず様々な楽曲を紹介するなど、グループ内でも音楽好きとして知られる清野。同連載では、そんな清野に毎月あるテーマに沿ったプレイリストを紹介してもらう。10月は清野が今注目している「ネクストブレイクアーティスト」をテーマに7曲をセレクト。今回のインタビューで「令和の音楽名人」のようになりたいと語った清野。そんな思いを裏付けるように、ブレイク必至の同世代アーティストの楽曲や若くフレッシュなセンスが光るロックナンバー、そして清野らしいセンスが垣間見える楽曲まで、バラエティ豊かな楽曲が出揃った。ジャンル問わず発揮される、清野の音楽的探究心に注目してもらいたい。(編集部)

10月は「ネクストブレイクアーティスト」をセレクト!

ao「Tag」
AMAEBI「ing」
WARS iN CLOSET「New Error!!」
irienchy「スーパーヒーロー」
Heli「甘風ドライブ」
UNCUT「NEON CITY」
田中タリラ「大人未来図」

“令和の音楽”を感じるられる7曲をセレクト

ーー1カ月ぶりの取材となりますが、9月はいかがお過ごしでしたか?

清野桃々姫(以下、清野):私、眉村ちあきさんにずっとお会いしたかったんです。先月『矢野フェス(YANO MUSIC FESTIVAL 2021 ~ヤノフェス 歌う王国~)』というフェスに出演したんですが、眉村ちあきさんとご一緒させていただく機会があり、お写真も一緒に撮らせてもらえて。

ーー「会いたい人に会う」という夢が叶ったわけですね。

清野:はい、「桃々姫ちゃん知ってるわ」って、お話してくださって。眉村さんのファンの方も温かい方ばかりで、嬉しかったですね。

ーーさて10月は「ネクストブレイクアーティスト」ということでプレイリストを作成してもらいましたが、選んでみていかがでしたか?

清野:ネクストブレイクを私が選ぶというプレッシャーもありましたが、いろいろな世代の方に、“令和の音楽”を知ってもらいたいと思って7曲選びました。すごく楽しかったです!

ーー2020年〜21年に楽曲を発表したまだまだ新しいアーティストたちです。普段から新しいアーティストや楽曲を積極的に探していますか?

清野:そうですね。ネクストブレイクアーティストを見つけるのは得意分野かもしれないです。タワーレコード 渋谷店にある「未流通コーナー」がお気に入りで、そこに入り浸っていろいろ探したりします。

ーー店頭での出会いを大切にされているんですね。

清野:あとはインディーズバンドの音楽配信サイトを毎日のように見ていて、良さそうなバンドは常にチェックしています。

ーーいろいろとアンテナを張って新しいアーティストや楽曲発掘しているんですね。

清野:好みのアーティストを見つけたら、関連した方とか、その方をフォローしてる方とか、その方がいいねした方とかまで見てチェックしていますね(笑)。

ーーそうして見つけたのが今回のアーティストの方々ということで。今回ピックアップの軸やテーマはありましたか?

清野:「とにかく新しいもの」をピックアップしています。あまりテーマを絞りすぎるのもよくないなと思って、バラエティ豊かなラインナップを意識しました。

ーーでは1曲ずつお話を聞いていきたいと思います。1曲目は弱冠15歳の女性シンガーaoさんで「Tag」。

ao – Tag (Official Video)

清野:aoさんは今SNSでよく見かける方なんですが、まだ15歳なんです。それが「すごい!」と思って。曲名の「Tag」は英語で「鬼ごっこ」を意味していて「追いかける」、「追いかけられる」関係を描いた歌詞なんですが、15歳とは思えないような世界観を確立していてすごいなと思いました。本当に魅力的な声をされていますし、少しビリー・アイリッシュさんっぽいエッセンスがあってカッコいいんです。

ーー日本語詞ですが発音のせいか洋楽っぽく聞こえますね。MVもご本人が出演されています。

清野:最近は顔出しされない方も多いので、MVからaoさんの雰囲気がわかって嬉しかったです。でも本当に15歳とは思えない、年齢を感じさせない世界観を確立しているなと思います。今後いろいろな人に聴いてもらいたいアーティストさんです。

ーー年齢的には清野さんの方が上になりますが、アーティストとして刺激を受けたりしますか?

清野:はい。「もっと頑張らなきゃ」と思いますね。aoさんには本当に刺激をもらいました。初めて聴いたとき固まってしまいましたもん。

ーー続いて2曲目はAMAEBIさんの「ing」。この曲はどうやって知りましたか?

清野:Yahoo!のリアルタイム検索というツールがあって。そこでトレンドになっているツイートなどが調べられたりするんですけど、そこで知りました。1stシングルが出たのが2020年なんですが、私のブログの目覚まし音のコーナーでご紹介させてもらったりもしました。

ーー最初に聴いた印象はいかがでしたか?

清野:顔も出されていなかったので、どんな方なんだろうと思ったんですけど、声のエフェクトがおしゃれで流行りそうな音楽だなって思いました。TikTokとかでバズりそうな予感がありましたね。

ーーたしかにゆったりとしたテンポ感で心地いいサウンドです。

清野:「ing」は目覚ましの曲に設定していたんですけど、寝る前に聴くのも素敵だなと思っていて、いろいろな場面で聴けるなと思いました。本当にザ・チルな曲です。

ーーまさにチルな1曲だと思います。AMAEBIさんはビートメーカーでもあり、シンガーソングライターでもあるんですね。

清野:はい。でもまだ2ndシングルまでしか出していないと思います。今年の2月にYouTubeを開設されたんですが、チャンネル登録者数は多くなく。まだ本格的に活動されてないのかもしれないんですが、もっといろいろな方に注目されて欲しいなと思います。

ーー続いて3曲目はWARS iN CLOSETさんで「New Error!!」。こちらも2021年の3月に発表されたばかりの楽曲です。

New Error!! / WARS iN CLOSET : MUSIC VIDEO

清野:これはサブスクでMega Shinnosukeさんの「関連アーティスト」を掘り下げていったときに見つけた曲です。重厚感のあるビートがすごくかっこよくて。それでいてキャッチーなので現代らしい音楽だなと思いました。ボーカルのイトウユウタさんの声がすごい好みなんです。

ーー米津玄師さんっぽい雰囲気もありながら、もう少しマイルドな歌声です。

清野:私も思いました。優しくもあり、ちょっと激しさもある感じですね。曲にはVaundyさんっぽさも感じました。

ーーMVも作り込まれていますね。映像のコントラスト感も素敵です。

清野:WARS iN CLOSETさんは楽曲とMV、ビジュアルイメージなど全て自己プロデュースしているみたいで、マルチな才能がすごいなと思います。これは私の感覚なんですけど、自分たちがやりたいことをやっているバンドさんは本当にキラキラしているんですよ。なのでWARS iN CLOSETさんは自分たちの強みを的確に理解してらっしゃるなと思いました。

ーーそれこそMega ShinnosukeさんやVaundyさんも全て自己プロデュースされてますからね。そういったDIYアーティストたちの一角を担いそうだなと思いました。

清野:本当にこれから絶対来ると思います。YouTubeのコメント欄を見てみると、「古参ファンになりたい」みたいなコメントをされてる方が多くて。「やっぱそうだよな」と思いました(笑)。すごい掘り出し物を見つけてしまった感というか、出会えてよかったなと。

ーー続いて4曲目は4ピースロックバンド・irienchyの「スーパーヒーロー」です。この曲は3月の「ひめぷれ」テーマ「新たな旅立ちに背中を押してくれる応援歌」でも登場しています。

irienchy – スーパーヒーロー

清野:そうなんです! その際は1曲目でご紹介させていただきました。irienchyさんに出会ったのはまさにタワーレコード 渋谷店の未流通コーナーなんですが、人生で初めてジャケット買いをしたんです。ジャケットにはヒーローの姿が描かれているんですけど、それがすごく可愛らしくて。曲は、一音目からボーカルのサビで始まって、とてもフレッシュで、その真っ直ぐな歌声に元気がもらえました。3月の「ひめぷれ」以降もずっとirienchyさんの曲を聴いていて。すごく幸福感に溢れてるバンドで、聴けば聴くほど大好きになってしまったんですね。ほかにもいろいろな曲があるんですけど、サビから始まる曲は魅力が伝わりやすいかなと思い、あえてこの曲を選んでみました。

ーー楽曲やMVからもフレッシュさや元気の良さが伝わってきます。irienchyは最近はクラウドファンディングでミニアルバムの制作も行ったようですが、その作品は聴きましたか?

清野:もちろんです! でもまだ買えていないので、聴き込めていないんですが、ボーカルの宮原(颯)さんの声が個性的で。その声でいろいろな曲が聴けるのが嬉しかったです。

ーー声についてのお話がありましたが、バンドとしての個性はどこにありそうですか?

清野:とにかく幸福感ですね(笑)。演奏もライブ映像とかで見ると、余裕そうな顔をしているんです。でもそのニコニコスマイルの裏側でものすごい演奏をされていたりするので、そういうギャップがいいなと思っています。



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