一青窈の記事一覧

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台湾人の父、日本人の母をもつ、76年生まれの女性シンガー。
02年10月、アジアン的エキゾチック・フレイヴァーに満ちたポップ・ナンバー「もらい泣き」でデビュー。今までいそうでいなかったタイプの個性派シンガーを印象づけた。そして、続く1stアルバム『月天心』で大ブレイクを果たす。耳馴染みのいいメロディ、トラディショナルな質感を携えたきめ細かな歌唱、非常にパーソナルな内容でありながら不思議な普遍性を感じさせる詞世界——それらが、ゆるやかなエネルギーを発しながら聴き手の胸に忍び込み、鮮やかな印象を残してゆく。
03年のシングル「金魚すくい」では、エレクトロな音像とソウルフルでダークな緊迫感さえ宿したヴォーカリゼーションで、“癒し”的なパブリック・イメージにとどまらないアーティスト性を露呈してみせた。そして04年2月、ファンの間でも幻の名曲とされていた「ハナミズキ」を正式にシングルとして発表し、同年の日本有線大賞優秀賞をはじめ数々の賞を総なめにする。4月にヒット曲を多数収録した2ndアルバム『一青想』(ひとおもい)を発表。9月には、井上陽水が作曲を手掛けた「一思案(ひとしあん)」が主題歌として使用された初主演映画『珈琲時光』が公開されたのち、日本アカデミー賞新人賞を受賞し、アーティストとしてのみならず女優としても注目を浴びる。役者としては岩松了演出の音楽劇「箱の中の女」の主演を務め、映画のみならず演劇の世界でも活躍している。
05年3rdアルバム『&』06年には自身初となるベスト・アルバム『BESTYO』、08年『Key』では、横山剣(クレイジーケンバンド)、高野寛、秦基博など多彩な作曲陣による楽曲提供が話題となった。

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