【漫画】いつも暗い担任が笑顔で挨拶してきたワケは? 神仏信仰伝播ホラー『社のナニカ』に恐怖

他人の心の声が聞こえる能力を持つ少女。ある日、担任の先生や友人から心の声が突如失くなったことに気づき……。
異形の存在に恐怖心を煽られるホラー漫画『社のナニカ』が、Xにアップされた。本記事では設定やこだわりについて、本作の作者である紫咲甘藍(@hitsuji_kanran)氏に話を聞く。(青木圭介)
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ーー本作を創作したきっかけを教えてください。
紫咲甘藍:漫画制作における得意ジャンルを模索しているときに、「まだ描いたことのなかったホラー漫画に挑戦してみよう!」と思い描き始めたのが、本作でした。
ーー主人公が特殊な能力を持っているホラーが魅力的でした。設定はどのように考えましたか?
紫咲甘藍:最初に「神社に住むナニカと信仰によって伝播する恐怖」を描きたいなと思い、そのなかでさらに「日常に溶け込んでいる恐怖」を入れたいなと思ったんです。そこで「主人公だけが日常の違和感に気づける要素」を考え、生まれたのが主人公が能力を持つ設定でした。
ーー神社から出てきた異形の存在は神様だったのでしょうか?
紫咲甘藍:私は「なんだかよく分からないモノ」こそ、ホラーにおいて1番怖い存在だと思っているんです。なので、あえて明言せず「得体の知れないナニカ」という設定にしています。
ーー作中で、ホラーとしての魅力を際立たせるためにこだわったことは?
紫咲甘藍:社からナニカが出てくるシーンの演出は、こだわりました。ここはこの作品の1番の見せ場だと思ったので、主人公が振り返ったときに後ろから不気味で大きな顔が出てくる演出や、ナニカのデザインは何度も考えましたね。
また細かい部分ですが、先生を含む3人の登場人物の不気味な笑顔は3人とも微妙に表情を変えていて、色んな顔を演出してみたのもこだわったポイントです。
ーー本作のなかで、紫咲甘藍氏自身が気に入っているポイントを教えてください。
紫咲甘藍:好きなところは、先生やひーちゃん、最後には主人公のあーちゃんの中身が別のモノに変わってしまうところです。「昨日まで普通だった友人が今日はなんだか違う」という日常に潜む怖さを描きたかったので、ここは個人的に気に入っています。
ーー紫咲甘藍氏が漫画を描き始めたきっかけを教えてください。
紫咲甘藍:幼少期から絵を描くのが好きで、ノートに4コマ風にコマを作って絵を入れていたのが始まりです。そこから少しずつ物語を考えることも好きになって、漫画家を目指してみたいと思うようになりました。
ーー最後に、今後はどのような漫画を描きたいですか?
紫咲甘藍:色々なジャンルを描いてみたなかで1番しっくり来たのがホラーだったので、今後も趣味や仕事でホラー漫画を描いていきたいなと思っています。そのなかでも特に、読んだ人が「自分の身にもこんな怖い事が起きるかも」と思ってくれるような雰囲気のホラー漫画を、描いていきたいです!




















