【漫画】ベランダ越しに話しかけてくる隣人の怪談より怖いのは? 『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』

引っ越し先の隣人が明らかに人間じゃない――。寝舟はやせの同名小説をコミカライズした『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』がXに掲載され人気を呼んでいる。
日常にじわじわと浸食してくる恐怖と、どこか可愛らしいキャラクターが同居する異色のホラーを漫画にしたのは赤色マッシュさん(@akaimash004)。原作を読んだ瞬間の直感から、生活感にこだわった作画へのこだわりまでを聞いた。(小池直也)
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――1.6万を超えるいいねが集まっていますが、何が読者に刺さったとお考えですか?
赤色:「近所付き合い」という誰もが共感しやすいワード、それに対して"非日常な絵面"が目に留まったのかなと思います。また原作小説のファンの方々による「好きな作品がコミカライズされてる!」という反応も重なり、多くの方に届いたのかなと。
――原作を読んだときの感想をお聞かせください。
赤色:今までに感じたことのない「怖いのに可愛い」という新感覚のホラー体験で、強く心をつかまれました。読み進めるうちに漫画化のビジョンがどんどん頭に浮かんできて、「これは描くしかない!」と直感したんです。
読んですぐ担当さんに「ぜひやらせてください!」とお返事したのですが、あまりの早さに担当さんも驚いていました(笑)。
原作者・寝舟はやせ先生とは、まだ直接お話ししたことがなく、私にとっては謎めいたベールに包まれた存在。いつかお会いできたらいいなと、密かに思いを馳せています。
――コミカライズに際し、マンガ表現として考えていたことや狙いはありましたか?
赤色:原作は「小説」という、文字ならではの魅力が強い作品なので、すでに読んでいる方にも、これから読む方にも楽しんでいただけるよう、お話の流れを妨げない範囲で漫画的な迫力を出す追加の絵を入れています。
また、文字から読者の皆さんが連想する"脳内のイメージ"はきっと完成度が高いだろうと感じているので、作画はできるだけ丁寧に描くことを心がけています。
――作画でこだわった部分があれば教えてください。
赤色:本作の魅力は、日常にじわじわと浸食してくる怖さだと感じています。その空気を絵で伝えるために、主人公の年齢や性格から想像される持ち物や部屋の雰囲気など、生活感がしっかり感じられるよう意識して描いています。日常をリアルに描くことで怖さを感じてもらえたらいいなと。
――もしご自分がこの物件に住むことになったらどうします?
赤色:絶対に住みたくないです(笑)。怖がりなので……。
――先月末に単行本が発売されましたが、反響はいかがでしょうか。
赤色:これまで私の漫画を読んでくださっていた方とはまた違う層の読者の方々にも手に取っていただいている印象ですね。ありがたく、身が引き締まる思いです。
今後も自分の特性を活かしつつ、原作の魅力をしっかりお届けできるよう丁寧に描いていければ。
――今後、描きたい作品や展望があれば教えてください。
赤色:今作は、日常のリアルさを感じさせるお話でありながら、どこか二次元向きの世界観もあると個人的に感じていました。いつかアニメ化などの形になったらいいな……と密かに夢を抱いています。
原作が本当に素晴らしいので、「夢で終わらないために頑張って描くぞ!」というのが今の目標です。
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