『ブラザーズ・ブラジャー』『人間みたいに生きている』著者・佐原ひかり最新長編『リデルハウスの子どもたち』発売

佐原ひかり『リデルハウスの子どもたち』(東京創元社)が11月20日に発売された。
19年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞、受賞作を改題・加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』でデビューした佐原ひかり。『人間みたいに生きている』『ペーパー・リリイ』『スターゲイザー』などの作品を発表し、注目を集めてきた。
『リデルハウスの子どもたち』は全寮制の学園「リデルハウス」を舞台にした少年少女の物語。名門校として知られる「リデルハウス」の生徒の中には、特別な才能を持った「ラヴ」と呼ばれる子どもたちがいる。かれらは学園との"契約"で、さまざまな制約を受けるかわりに在学中、一度だけ「ギフト」と呼ばれる力を使って望みを叶えることができる。
両親を早くに失い、帽子屋の祖父に育てられたアモニカは、フライデーと名乗る謎の篤志家の援助でことの「リデルハウス」に編入。フライデーが援助の条件とした「週に一回手紙を書く」という、まるで『あしながおじさん』のような求め。どうやら謎めいた「ラヴ」たちの真相を探りたいという意図があり……。
■書誌情報
『リデルハウスの子どもたち』
著者:佐原ひかり
発売日:2025年11月20日
出版社:東京創元社


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