【ドラマで話題】小泉八雲とセツのゆかりの地「松江・境港・出雲」が1冊に 刊行記念イベントも

小泉八雲とセツのゆかりの地が1冊に

 譽田亜紀子『八雲とセツを追いかけて 神様と妖怪に出会う旅 松江・境港・出雲』(中央公論新社)が9月19日に発売される。

 本書はドラマの主人公のモデルとして注目される、小泉八雲とセツが旅した道のりをたどりながら、現在の各市の見どころを地図や写真とともに紹介する書籍。

 『怪談』を著した小泉八雲が愛した水の都・松江。水木しげるが描いた妖怪たちの楽園・境港。八百万の神々が集うはじまりの聖地・出雲――3市に今も受け継がれるのは、目に見えないものを感じ、畏れ敬い、語り伝える文化。神話や伝承が語り継がれる街について記される。

 本書の刊行に記念して松江市では著者の譽田と万九千(まんくせん)神社の錦田宮司との講演が開催予定だ。

■著者プロフィール
譽田 亜紀子(こんだ・あきこ)
岐阜県生まれ。京都女子大学卒業。奈良県橿原市の観音寺本馬遺跡出土の土偶との出会いをきっかけに、各地の博物館、遺跡を訪ね歩き、土偶、そして縄文時代の研究を重ねる。
主な著書に『ときめく縄文図鑑』(監修・新津健/山と渓谷社)、『土偶のリアル』(監修・武藤康弘/山川出版社)、『土偶界へようこそ――縄文の美の宇宙』(山川出版社)、『折る土偶ちゃん』(折り紙・COCHAE/朝日出版社)、『知られざる縄文ライフ』(監修・武藤康弘)『知られざる弥生ライフ』(監修・大阪府立弥生文化博物館)『知られざる古墳ライフ』(監修・松木武彦)(上記3冊いずれも絵・スソアキコ/誠文堂新光社)、『かわいい古代』(カルチュア・コンビニエンス・クラブ 光村推古書院書籍編集部)、『おもしろ謎解き『縄文』のヒミツ』(絵・スソアキコ/小学館)、『こんだあきこのわたしの偏愛遺跡旅』(新泉社)、『増補改訂版 はじめての土偶』(監修・武藤康弘/世界文化社)、など。土地に根づいた食や酒の取材も得意技。

■書誌情報
『八雲とセツを追いかけて 神様と妖怪に出会う旅 松江・境港・出雲』
著者:譽田亜紀子
価格:1,815円(税込)
発売日:2025年9月19日
出版社:中央公論新社

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