“全夫が震えるシリーズ”第3弾ドラマ『夫よ、死んでくれないか』 丸山正樹の原作小説との大きな違いとは?

春ドラマが続々とスタートする中、制作発表時から大きな注目を集めていたテレビ東京系ドラマ『夫よ、死んでくれないか』(毎週月曜後11時6分)が、4月7日深夜に第1話の放送を迎えた。
同作は、『夫を社会的に抹殺する5つの方法』と『夫の家庭を壊すまで』に続く、テレビ東京による“全夫が震えるシリーズ”の第3弾。安達祐実、相武紗季、磯山さやか演じる仲良しの既婚女性3人を主人公に、日頃から不満を抱えるそれぞれのクズ夫との対立と、妻たちの人生の生き直しを描く。(以下、1話ネタバレあり)
安達が演じるのは大手デベロッパー勤務の麻矢。彼女は結婚をしたことと、女であることがキャリアアップの妨げだと感じており、夫・光博(竹財輝之助)との関係も冷め切っていた。そんなある日、麻矢の不在中に光博の自宅不倫の疑いが発覚。激しく追及したことで、彼はそのまま失踪をしてしまう。
相武が演じるのはフリーライターの璃子。夫・弘毅(高橋光臣)は璃子に異常なほどの執着心を燃やす束縛家で、飲み会から帰宅した彼女に「なんで1枚だけなの? 10分ごとに送ってって言ったよね?」と写真つきで連絡しなかったことを責め立てる。磯山演じる友里香は結婚を機に仕事を辞めた専業主婦で、モラハラ夫・哲也(塚本高史)を「ガーベ(ガベージ=生ゴミ)」と呼び恨みを募らせており、家庭で不利な立場にあった。
妻たちは定期的にバーに集い、夫への愚痴をこぼしながら、「一番の幸せは夫がお金を残して死んでくれること」「死んでくれないかなあ」と危険な悪口で盛り上がっていた。だがそんなある日、麻矢のもとに友里香から「夫を……殺しちゃった」と電話が入るのだった。





















