クロちゃんの恋愛小説に高橋みなみ「誰が読むんですか?」と一蹴 リチとの失恋も反映された『クロ恋。』発売へ

クロちゃんの恋愛小説にたかみな呆れ顔

 クロちゃん初の恋愛小説『クロ恋。』出版記念記者会見が、3月23日(日)東京・渋谷キャストにて開催された。スペシャルゲストとして親友の高橋みなみも応援に駆けつけトークショーが行われた。

 『水曜日のダウンタウン』(TBS系)をはじめ、バラエティ番組で大活躍のクロちゃん。アイドルグループ『豆柴の大群』をプロデュースするなど異彩を放つ人気芸人が、3月19日に発売された『クロ恋。』で恋愛小説家デビュー。自らの特異な恋愛観が存分に発揮されたクロちゃんワールド全開の恋の短編4作を収録。

 出版記念記者会見では、クロちゃんの事務所の後輩・紺野ぶるまが司会を担当。呼び込まれたクロちゃんは「今回初小説に挑戦させていただきました」と挨拶。

クロちゃん(左)、紺野ぶるま(右)

 今回収録された恋の短編4作品の解説が一通り済んだところで、サプライズでスペシャルゲストの高橋みなみが登場。本の感想を聞かれた高橋は「そもそもですけど、テレビであんなめちゃくちゃなフラレ方をした人が、恋愛小説を書く。誰が読むんですか? 双葉社さんが心配だったから、なんでクロちゃんに恋愛小説書いてもらおうと思ったのか」と逆に質問し、「(オファーが)去年の2月バレンタインに近い時、付き合って1年で一番熱々だった時だったから」と返すと、「じゃあ双葉社さん、オンエア見て絶句だ。こいつフられやがった、思ってたのと違うと……」と感想を伝える高橋。

高橋みなみ

 するとここで紺野から高橋へ、4作品の中でクロちゃんがリチにフラれた後に書いた作品はどれか質問されると、クロちゃんはリチへのプロポーズのために買った指輪を取り出し「こちら163万円の指輪、これを見ながら、泣きながら、血の汗をかきながら書きました」とアピール。高橋は「タイトル的には絶対『地球最期の日』だと思います。もうこの世の終わりだって言って。ただ読んでいくと、これ違うのかなみたいな。悔しいけど、『地球最期の日』はほんといい作品。ちょっとグッときて泣いちゃうというか」と絶賛。「それじゃないなと思った時、私は一番最初の『恋愛博士の異常な愛情』だと思った」と回答。

 高橋は「本当にクロちゃんって実験体質じゃないですか、友人に対しても実験を仕掛けてくるタイプ。よく私お散歩するんですよ。ある時、友達と待ち合わせをして、渋谷のあるところまで歩こうかなって時があって。そしたらクロちゃんが『じゃあ俺めちゃくちゃ道詳しいから俺が最短ルートで行ってあげるよ』って言うから案内をお願いしたら、こいつめちゃくちゃ遠回りしたんですよ。あまり慣れていない靴を履いていたもんで、足が血まみれになって、代々木公園の前あたりで、『痛い、歩けない』って言っているのを見てめちゃめちゃ笑っていた。ヤバくないですか?」と実験体質のエピソードを語り、クロちゃんも「それこそリチにプロポーズする時も、指輪を出してダメで帰ろうとした時に、このままだと帰られると思ったから一か八かで、だったら2年間付けている、付き合う時に渡した34万円の指輪返せ!って言ったら、即答で返ってきたからビックリしたもんね」と最低エピソードを明かす。「それ言われた側の女性はめちゃくちゃ嫌いになる」と高橋が絶句するも、「だけど次の日に友達になりたいと言ったらなってくれたよ」というクロちゃんに、高橋は「どっちもイカれてますね」とあきれる始末。

高橋みなみ(左)、クロちゃん(中)、紺野ぶるま(右)

 紺野も「実験ということにして、頭の中の悲しみを分散させているのかなという印象を受けた」と高橋に同調。そして気になる答えの発表となるも、クロちゃんは「明日(24日)の『大悟の芸人領収書』(日本テレビ系 23時59分放送)で言ってますので、それまでお楽しみに!」とちゃっかりと告知し、場がしらける事態に。

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