【重版情報】三笠書房、『葉隠』がロングセラーに 三島由紀夫にも影響を与えた武士の心得

【重版情報】三笠書房、『葉隠』がロングセラーに 三島由紀夫にも影響を与えた武士の心得

 歴史家・奈良本辰也の著書『葉隠』がロングセラーとなり、このたび重版となった。『葉隠』(はがくれ)は、江戸時代中期(1716年ごろ)に書かれた書物。肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基が筆録しまとめたものである。

 著者の奈良本辰也 (ならもと・たつや)は、京都大学文学部国史専攻卒業後、歴史家として、ユニークな幕末・明治維新論を展開する一方、随筆や人物評伝でも高い評価を得ている。おもな著訳書、監修書に『武士道』『英語と日本語で読む「武士道」』『[図説]戦国武将おもしろ事典』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)など多数がある。

 現代強く生きるための「実用書」である『葉隠』は、「仕事」の極意から「人付き合い」の秘訣、「自己実現」の方法まで……男として、いかに考え、行動すべきか。『葉隠』は読めば読むほど、人生の諸問題に対するいろいろな答えを 教えてくれる。
その意味で本書は、「現代ビジネスマン必読の書」と言えるだろう。

書籍情報

『葉隠』

著者:奈良本辰也
発売日:2010年06月21日発売
出版社:三笠書房
ISBN:9784837978725

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「重版」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる