【重版】「要するに」の言葉は要注意?『「要するに」って言わないで 本当の自分の思いに気づくとラクになる』が話題

"自分の声”を取り戻すセルフケア本が重版

 2025年9月30日に発売されたセルフケア本『「要するに」って言わないで 本当の自分の思いに気づくとラクになる』(亜紀書房)が、発売から2ヶ月で早くも3刷となる重版が決定した。

 著者の尹 雄大(ゆん・うんで)は1970年生まれ、神戸市出身。テレビ制作会社勤務を経てライターになる。主な著書に『さよなら、男社会』『つながり過ぎないでいい』(以上、亜紀書房)、『句点。に気をつけろ』(光文社)、『聞くこと、話すこと』(大和書房)など。武術や整体を通して得た経験から身体と言葉の関わりに興味を持っており、その一環としてインタビューセッションを行っている。

 本書は、日々の忙しさや不安のなかで置き去りにされがちな「自分の声」を取り戻すためのセルフケアの実践書。著者が目指すのは「自分のダメなところを直すこと」ではなく、読者が負ってきた傷にそっと寄り添い、癒しへ導くことで、その方法が詳しく記されている。

 また本書では、必要なのは自分の話にジャッジを加えず、評価もせず、まずは「すべてを聞く」こととし、自分自身も、勇気を出して“最後まで語る”ことの重要性を解説。その繰り返しの先にある「自分自身とのフェアな関係」を回復するための新しいセルフケアの形を提案する内容となっている。

 カバーイラストは、韓国のアーティスト・yeyeが担当。リアル書店では“犬の絵に惹かれて手に取る読者が多い”という声も寄せられており、その可愛らしいイラストも注目を集めている。

■推薦コメント

★ 東畑開人さん(臨床心理士)
「尹さんは体の声をきき、通訳してくれる。生き延びるために学んだ方法だ。」

★ 青山ゆみこさん(ライター)
「“自分の声を聞く”ってむずかしい。でも“自分の身体を感じる”ことはできるかもしれない。それは自分を慈しむってこと。」

▪️書籍情報

「要するに」って言わないで 本当の自分の思いに気づくとラクになる

著者:尹 雄大
価格:1,980円(税込)
発売日:2025年9月30日
出版社:亜紀書房

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