2040年、宇宙の仕事はこんなに広がる!『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』が面白い
![『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』](/wp-content/uploads/2025/01/20250130-uchuno-01.jpg)
書籍『未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑』(著者:林公代)が1月29日にKADOKAWAより発売された。
人類のあこがれであり、科学の発展した現代でもいまだ謎だらけの「宇宙」。いま宇宙開発・宇宙利用は日進月歩の勢いで進歩している。再び人類の月面着陸を目指す「アルテミス計画」の進行や、ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡や惑星探査機の活躍、さらには民間宇宙旅行の実現やさまざまな宇宙ビジネスの開拓など、宇宙分野は日々刺激的なニュースが盛りだくさん。
本書では宇宙業界の最前線で働く人たちのインタビューをもとに、2040年ごろにはどんな宇宙のおしごとがあるのかを紹介。この本で紹介するおしごとは、決して夢物語ではなく、実際に最先端で働く人たちへの取材に基づいて掲載している。
宇宙ゴミをそうじする「スペースデブリハンター」の伊藤美樹(株式会社アストロスケール上級副社長)や、火星や土星の衛星などで生命が見つかるかを探っている「宇宙生物学者」の関根康人(東京科学大学地球生命研究所教授)など……。
世界中から注目される人たちが、どうやって今の仕事に就いたのか、これから宇宙はどうなっていくのかといった話のほか、宇宙に興味を持っている子どもたちへ向けたメッセージも語られる。
本書発売を記念し著者の林公代(宇宙ライター)と、宇宙タレントの黒田有彩による対談イベントも2月22日に実施予定。2040年ごろの月面や宇宙ホテルでの人類のくらしについて『宇宙のおしごと図鑑』の楽しいイラストを大画面で見ながら一緒に考える、子どもも大人もワクワクできるイベントだ。
■著者紹介
林 公代(はやし・きみよ)
神戸大学文学部英米文学科卒業。日本宇宙少年団の情報誌編集長を経てフリーライターに。宇宙・天文分野を中心に取材・執筆。NASA・ロシア・日本のロケット打ち上げ、ハワイや南米チリの望遠鏡など宇宙関連の取材歴は約30年。『さばの缶づめ、宇宙へ行く 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』『宇宙に行くことは地球を知ること 「新宇宙時代」を生きる』『星宙の飛行士』など、著書多数(共著書を含む)。
■書誌情報
書名:未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑
著者:林 公代
発売日:2025年1月29日(水)
定価:1,650円(本体1,500円+税)
仕様:四六判/オールカラー
頁数:144頁
ISBN:978-4-04-113839-7
発行:株式会社KADOKAWA