『このマンガがすごい! 2025』発表! 『君と宇宙を歩くために』『環と周』が1位に
2024年のマンガの総決算『このマンガがすごい! 2025』が12月13日に宝島社より発売される。
『このマンガがすごい!』は2023年10月1日から2024年9月30日までに単行本として発表されたマンガ作品から、もっとも注目すべき作品を選出するマンガランキング本。オトコ編・オンナ編1位に選ばれた漫画家のインタビューと、オトコ編・オンナ編の各50位までが紹介される。
今年のオトコ編第1位に選ばれたのは『君と宇宙を歩くために』(作者:泥ノ田犬彦)。
2023年3月に読み切り漫画『東京人魚』(アフタヌーン四季賞2022年秋 準入選)が講談社のマンガ配信サイト「コミックDAYS」に掲載されてデビューした作者にとって、はじめての連載作品となったのが本作。
アフタヌーン編集部が運営するマンガ配信サイト「&Sofa(アンドソファ)」で連載が始まるや否や、「普通」が苦手な宇野と小林が、それぞれ壁にぶつかりながらもお互いに影響しあって奮闘していく姿が多くの読者の共感を得て、本年度のオトコ編第1位に選ばれた。
オンナ編第1位に選ばれたのは『環と周』(作者:よしながふみ)。
『大奥』(白泉社)『きのう何食べた?』(講談社)などの大ヒット作を連発し、マンガ好きを熱狂させ続けるよしながふみによる珠玉の単巻作品がオンナ編1位を獲得。
本作は「環」と「周」が転生を繰り返し、めぐりあう――さまざまな時代の2人が描かれた連作短編集だ。
『このマンガがすごい! 2025』表紙には『カードキャプターさくら』の木之本桜が登場。誌面では特別特集として「わたしたちの大好きなCLAMP」と「鳥山明のここがすごい!」を掲載。
また昨年の『このマンガがすごい! 2024』でトップ20にランクインした人気漫画家が登場する「あの人気漫画家に聞く! このマンガがすごい!」や「あのマンガのこのシーンがすごい!」、様々な業界で活躍するマンガ好きな有名人の「あの人が選ぶ このマンガがすごい!」なども収録される。