直木賞作家・今村翔吾が手掛ける地方発の文学賞「日本ドラフト文学賞」創設 アミューズがパートナーに
この賞を通じて新しい小説家の才能の発掘に協力し、「メディア化に向けて作家・作品のサポート」を行ってまいります。
本賞をきっかけに、新たな才能が世に出てくるのを楽しみに待ちたいところだ。
【日本ドラフト文学賞とは】
今村翔吾がデビューのきっかけをつかんだ「九州さが大衆文学賞」(現在は終了)の縁で再興された、佐賀発の地方文学賞。長編小説の即戦力の輩出を目的に、プロ野球のドラフト会議さながらに、最終選考に残った「作家の卵」を出版社の編集者が指名。そのままデビューに直結する場合もあれば、育成枠としてさらに腕を磨く場合も。ほかの文学賞で入賞できなかった作品の再応募や、一度デビューしたもののヒット作に恵まれない作家の再チャレンジもOK。ともすると、「ブラックボックス」になりがちな文学賞の選考経過を透明化 し、作家を夢みる人たちを応援する企画となっている。
【作家・一般社団法人ホンミライ 代表理事 今村翔吾について】
1984年6月18日、京都府生まれ。滋賀県在住。
ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て、2016年に「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢(ささざわ )左保(さほ)賞を受賞、2017年に作家デビュー。
「童神」で第 10 回角川春樹小説賞を受賞。第160回直木賞候補(2018年下半期)にもなった。
2020年『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞受賞。
同年『じんかん』(講談社)で第163回直木賞候補、第11回山田風太郎賞受賞。
2021年『羽州ぼろ鳶組シリーズ』(祥伝社)で第6回吉川英治文庫賞受賞。
2022年『塞王の楯』(集英社)で第166 回直木三十五賞受賞。
これまでのお礼を伝えるため「今村翔吾のまつり旅」と称し2022年5月より4カ月間かけ全国の書店や学校を行脚した。
また、講演・テレビなどに出演するほか、2021年11月には大阪府箕面市にある書店を事業承継し『きのしたブックセンター』の書店経営を担いながら、2023年12月にはJR九州佐賀駅内に新規で書店を出店。店名は「佐賀之書店」(サガノショテン)という。また、2024年4月にはシェア型 書店『ほんまる』を東京都神田神保町に新規出店。作家として執筆活動を継続しながら、出版業界で新たな活動に挑戦をし続ける。
■一般社団法人ホンミライ
代表者:代表理事 今村翔吾
設立:2022年3月30日
事業内容:
本に興味を持つきっかけをつくっていきたい。本を通じて地域の発展に貢献したい。
そして言葉そのもの大切さも、同時に伝えていきたい―。
そのような理念を基に、人と本を、人と言葉を、未来に繋ぐ活動を事業目的として設立。
公式サイト:https://www.honmirai.or.jp/