尾崎世界観×小川哲によるトークイベント「人生は小説よりも奇なり? SNS は人生よりも危なり!」開催へ

尾崎世界観×小川哲によるトークイベント開催

 ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル兼ギタリスト・作家の尾崎世界観と、『地図と拳』で第168回直木賞を受賞した小説家・小川哲によるトークイベント「人生は小説よりも奇なり? SNS は人生よりも危なり!」が10月25日19時よりイベントスペース・ゲンロンカフェ(東京都品川区)にて開催される。

 本イベントは小説について、あるいは生き方について、尾崎と小川が語り合うスペシャルナイト。SNSをモチーフにした2作について聞きながら、2人の小説を書くうえでの共通点や、小説の成り立ちについてなど、ざっくばらんに語られる。

 また9月には尾崎とヤクルトスワローズ・青木宣親選手の対話集『青木世界観』が発売されたばかりであり、尾崎は『転の声』の主人公にも通づるミュージシャンとしての自身の悩みも打ち明けている。今回は本書のテーマにもなった「チャンス」「才能」「技術」「数字」「失敗」「コミュニケーション」「継続」「勝利」「引退」についても語られる予定だ。

 会場観覧チケットは完売となっているが、シラス・ニコニコ生放送などインターネット配信で視聴が可能となっている。

■登壇者プロフィール
尾崎世界観(おざき・せかいかん)
1984年東京都生まれ。ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル・ギター。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。2024年11月に、キャリア史上最大規模の会場となるK アリーナ横浜で、現メンバー15周年記念公演「2024年11月16日」を行う。執筆活動も行い、2016年に初小説『祐介』を上梓。その他の著書に『苦汁100%』『苦汁200%』『泣きたくなるほど嬉しい日々に』『私語と』など。2020 年『母影』に続き、2024 年『転の声』でも芥川賞候補に選出された。

小川哲(おがわ・さとし)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015 年に第3回ハヤカワSF コンテスト〈大賞〉を『ユートロニカのこちら側』で受賞し、デビューを果たす。その後のおもな著作に、『ゲームの王国』(ハヤカワ文庫JA、第38回日本SF 大賞、第31回山本周五郎賞受賞)、『嘘と正典』(ハヤカワ文庫JA)、『地図と拳』(集英社、第168回直木賞、第13回山田風太郎賞受賞)、『君のクイズ』(朝日新聞出版、第76回日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門])、『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)、『スメラミシング』(河出書房新社)など。

■開催概要
日時:2024年10月25日(金)19:00~
会場:ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
インターネット配信:
・シラス 1,485円(税込) https://shirasu.io/t/genron/c/genron/p/20241025
・ニコ生 1,500 円(税込) https://live.nicovideo.jp/watch/lv345907016
※シラスは放送終了後半年間アーカイブ視聴が可能

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