キングダム、銀魂、GANTZ……漫画実写映画化は演技派の宝庫? 山﨑賢人から本郷奏多まで、常連俳優の特徴

ヒーロー感も女性ウケもまさに主人公 人目を惹きつける子犬系男子に注目

 ヒットした漫画をベースに制作される実写映画でポピュラーなジャンルといえば、「週刊少年ジャンプ」などに代表される少年誌のバトルものや学園もの、そして女性ウケする青春ラブコメディーだ。山﨑賢人を筆頭に、実写映画で人気を獲得している俳優陣を見ていくと、この「友情·努力·勝利」という少年漫画の主人公感の体現と、女性客をキュンとさせるルックスや放っておけない雰囲気のバランスが絶妙なのである。

 山﨑賢人で言えば、近年は映画『キングダム』シリーズの信のような、少年誌らしい熱い主人公キャラのイメージが強いが、2014年公開の『L·DK』では壁ドン王子と呼ばれ『オオカミ少女と黒王子』では学年一のイケメン役を演じている。

 まるで2次元から飛び出したようなヒーロー感と、甘いルックスや女性が放っておかない雰囲気。そんな目を惹く子犬系男子こそ、実写映画の世界では最強なのかもしれない。

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