キン肉マンが女性化!? レジェンド級の名作から生まれた、知られざる“変なスピンオフ”作品とは

あの国民的アニメにも派生作品が存在していた

 最後は『ちびまる子ちゃん』のスピンオフ作品『永沢君』。こちらも一風変わった作品で、他のスピンオフとは違って原作者のさくらももこ本人が描いている。主人公は、まるちゃんのクラスメイトで玉ねぎ頭が特徴の永沢君。中学生になり、思春期真っただ中の彼の日常を描いた作品となっている。

 作中には藤木君や花輪君など、『ちびまる子ちゃん』でおなじみのキャラクターも数多く登場。その中には、原作で美少女・お嬢様キャラだった、縦ロールが特徴の城ケ崎さんも。彼女は「小汚い男に汚されたい」という歪んだ願望を抱いており、永沢君に対して密かに好意を寄せている。原作とはちょっと違った一面が楽しめる作品だ。本編に登場するキャラクターの中学生時代という、本編では見られない思春期特有のネタがたくさん盛り込まれている。

 どれも「なるほど、そう来たか」と言いたくなるような、少し変わった切り口のスピンオフ作品だろう。気になる作品があればぜひチェックしてみてほしい。

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