『呪術廻戦』生死不明だった釘崎野薔薇がまさかの再登場でSNS騒然! 何が復活の“決め手”となったのか?
■釘崎復活のトリガーとなったのは?
庵歌姫によると、釘崎はまだ目が覚めてから半刻も経っていないという。つまり1時間以内に復活したということになるが、なぜよりによってこのタイミングだったのだろうか。
というのも釘崎が新田新の処置を受けたのは2018年10月31日のことで、現在の時間軸は同年の12月24日。かなり長い時間が経過しているため、宿儺にトドメを刺しうる場面にちょうど目を覚ましたのは、偶然ではないように思えてくる。
だとすると、釘崎の復活には何らかの条件が必要だったと考えるのが自然だろう。この局面でなければ起きない“何か”をきっかけとして、復活を実現させることができた……ということだ。
たとえば直近で起きた大きな変化としては、乙骨憂太が羂索の術式をコピーしたことが挙げられる。羂索の術式は相手の肉体を乗っ取るというもので、乙骨はその力によって五条悟の肉体へと入れ替わることを成功させたのだった。あくまで憶測だが、もし乙骨がこれによって魂の輪郭をより明確に知覚できるようになっていたとしたらどうだろうか。
そもそも釘崎がただの反転術式で復活できないのは、真人の術式によって魂の形を変形させられたことが理由だと思われる。そのため魂の輪郭を知覚できるようになった乙骨なら、反転術式のアウトプットによって釘崎を復活させられる……かもしれない。
あるいは超人(コメディアン)の術式を操る髙羽史彦。彼は羂索との戦いを通して、術師としてさらなる高次元の能力を身に付けたばかりだ。かつてその術式で来栖華の命を救ったように、釘崎の状態に対しても何らかのポジティブな影響を与えたとは考えられないだろうか。
またそうした動きとは無関係に、窮地に陥った呪術高専サイドを救うため、家入硝子が縛りによって反転術式の性能を向上させ、釘崎を復活させたという可能性もありえるかもしれない。
とはいえ作中で時系列が明示されていない以上、厳密に1時間以内に起きた出来事を特定するのは難しい。一体なにが釘崎復活の決め手となったのか、その舞台裏を明かすのはやはり作者の仕事だろう。今後のエピソードにて、すべての真相が描き出されることが楽しみでならない。
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