『シティーハンター』鈴木亮平、『ゴールデンカムイ』山崎賢人……『ゴルゴ13』を演じた名俳優といえば?
『シティーハンター』主人公・冴羽獠役の鈴木亮平は世界が騒然
『シティーハンター』の勢いが止まらない。2023年の最新アニメ映画『シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が公開され、興行収入10億円を越える人気作品に。2024年に鈴木亮平主演で公開されたNetflix版の実写映画も話題になった。
現在も高い人気を誇る『シティーハンター』だが、その要因に1つに主人公・冴羽獠の戦闘力がある。普段は女好きでおちゃらけている冴羽獠が、仕事になると射撃や格闘でスゴ技を見せる。そのギャップに飛んだストーリー性が、魅力の1つとなっているのだ。
『シティーハンター』意外にも、サバイバルを得意とする主人公がスゴ技を見せ人気作となり、実写映画やアニメに移植されている作品が存在する。そこで今回はサバイバルを得意とする主人公が登場する漫画とスゴ腕エピソードを紹介したい。
『ゴールデンカムイ』杉元佐一 山崎賢人
『ゴールデンカムイ』の主人公、杉元佐一。日露戦争の帰還兵で、戦場で鬼神のような活躍を見せたことから、「不死身の杉元」の異名をとった。特筆すべきは気持ちの強さ。刀で刺されるなど、負傷したとしても戦意が全く衰えず、「俺は不死身の杉元だ」と啖呵を切り、相手に向かっていき、打ち取っていく。良くも悪くも、非情に徹することができることが、彼の強みだ。また、回復力も凄まじく、頭を狙撃され脳みその一部が欠けた際にも1カ月で復活している。
戦場を生き抜いた精神力と1個隊並の人数を倒すことができる戦闘力は、『ゴールデンカムイ』はもちろん、格闘系漫画のなかでも最強なのではないかという声がある。『ゴールデンカムイ』の実写版を演じたのは山崎賢人。杉元の強さを演じるために、10キロ体重を増やすなど役作りに務め、彼の代表作の1つになった。
『ザ・ファブル』アキラ 岡田准一
南勝久の人気漫画『ザ・ファブル』に登場した殺人者、佐藤アキラ(仮名)。幼いころから暗殺者集団「ファブル」に入れられ、殺しのプロとして育てられた佐藤は、どんな相手でも6秒以内に倒すという恐ろしい特技を持つ。「ファブル」を抜けてからはボスからの「殺人をしてはいけない」という教えを守り、一般人として生活をおくることになった。
格闘能力も高く、元プロレスラーの男を3秒でKO。射撃でも、「人間を殺してはいけない」というボスからの教えを守り、相手を動けなくする「急所」を確実に撃ち抜く。特筆すべきは現代社会への対応力で、防犯カメラや隠しカメラを検知することができる。この能力を持つ漫画の殺し屋は、いないのではないだろうか。
幼少期から殺人者として育てられ、殺人マシンのようなアキラだが、一般人として生きるうちに「命の尊さ」や「仲間を思う気持ち」も芽生えた。心優しい一面を持つことも、彼の魅力の1つである。実写映画で佐藤アキラを演じたのは岡田准一。佐藤アキラのアクションを体当たりで演じた。