実は超ハイスぺ!? 一見ポンコツな『名探偵コナン』毛利小五郎の戦闘力が高すぎた

『名探偵コナン』毛利小五郎の戦闘力が高すぎた

 2024年1月に連載30周年を迎えた推理漫画『名探偵コナン』。同シリーズの劇場版は累計観客動員数が1億人を突破するなど、国民的な人気を誇っている。老若男女問わず愛される理由の1つは、魅力的なキャラクターが数多く登場することだ。

 その中で「ちょっと残念なキャラ」といえば、いつもコナンに事件を解決してもらうポンコツ探偵「毛利小五郎」を思い浮かべる人も多いのではないか。しかし、実は超ハイスペな一面を持つ小五郎。今回は、彼の実力と活躍シーンを紹介しよう。

警視庁内トップクラスの腕前! 正確な射撃で妻の命を救う

 まずは小五郎のハイスぺぶりが発揮されたシーンから。1998年に公開された劇場版名探偵コナンシリーズ第2作目『14番目の標的(ターゲット)』の回想で語られた、妻・妃英理が人質になった事件だ。

 小五郎がまだ刑事だった頃、取り調べをしていた犯人が脱走して英理を人質にとってしまった。ここで小五郎は、英理の足をわざと狙って発砲。怪我をした人質は動けなくなるため、犯人の逃走の足手まといになることを見越しての行為だった。案の定、気が散った一瞬の隙を見て小五郎は犯人を再逮捕。見事に英理を救ったのだ。

 しかし事件は警察内部で問題となり、小五郎は警察を辞職。大失態を犯したように見えるが、咄嗟の判断力と正確な射撃の腕前が分かるシーンに、ネット上では「おっちゃん、かっこいい!」「狙って足を撃つなんて、小五郎の拳銃の腕前はすごい」という声が多い。

 また『名探偵コナン』のスピンオフ漫画『警察学校編 Wild Police Story』でも、小五郎がハイスペックなことを物語るシーンがある。物語では、射撃訓練の時間に降谷零が弾をほぼド真ん中に5発命中させる。降谷といえば、公安警察として黒ずくめの組織に潜入捜査をする超優秀な人気キャラクター。

 しかし教官は「上には上がいる」と言い、最初の試射で20発全弾ド真ん中に的中させた天才のエピソードを紹介。さらに「その人物は刑事をやめて米花町で探偵事務所をやっている」とも語った。確実に小五郎のことを指す発言に、読者からは「小五郎の射撃の腕は降谷より上なのか……」と驚きの声が続出した。

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