『進撃』ミカサ、『BLEACH』朽木ルキア、『コナン』毛利蘭……主人公を上回る強さの“実力派ヒロイン”たち

 漫画やアニメには、いつも主人公の近くで支えたり、ともに戦ったりする魅力的なヒロインたちが登場する。ヒロインの中には、ときには主人公を凌ぐ強さを持ちファンを沸かせることもある。今回はバトルの最前線で戦いを繰り広げる、圧倒的強さを持つヒロインを振り返ってみよう。

並の兵士100人分の強さ:ミカサ・アッカーマン

 『進撃の巨人』における最強クラスのヒロインといえば、ミカサ・アッカーマンだろう。幼いときに悪党に襲われたが、主人公のエレンに命を助けてもらい、その恩を忘れずエレンを守りぬく覚悟を決めたミカサ。第104期訓練兵団に入団した訓練生時代は、高い評価を得て首席で卒業。その強さは「並の兵士100人分の強さ」と言われるほど。超硬質ブレードを両手で操り、鮮やかに巨人を切り倒す様子は圧巻だ。

 ミカサの強さの理由は、並外れた戦闘力を持つアッカーマン一族の末裔のため。筋力を制御するリミッターを解除できるので、驚異的な力を発揮できるのだ。人類最強の兵士と称される調査兵団・兵士長リヴァイもアッカーマン一族の血を引いており、「兵士4000人分の強さ」と言われていた。

尸魂界で最も美しい斬魄刀:朽木ルキア

 『BLEACH』に登場する朽木ルキアも非常に戦闘力が高い。ルキアは主人公の黒崎一護に自身の死神の力を与え、一護が死神となるきっかけを作った人物だ。作中には井上織姫などほかの女性キャラも登場するが、さらわれたルキアを奪還する「尸魂界編」が描かれているため、ヒロインとしての印象がより強いのはルキアだろう。

 序盤では虚の攻撃により瀕死の重傷を負うなどしたが、実力が認められ、最終的には護廷十三隊のひとつである十三番隊の隊長に就任したルキア。さらには高い能力を持つ者しか習得できないという最終奥義・卍解も習得している。ルキアが「尸魂界で最も美しい」といわれる斬魄刀で放つ「白霞罸」は、敵を凍結し倒すという強大な力を持つ。発動させたルキアは白い着物をまとった姿に変身。その様子は「最高に綺麗」とファンの間でも話題となった。

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