『葬送のフリーレン』戦士シュタルクの可哀想なシーン3選 辛辣なフェルンとの掛け合いが愛おしい
そして8巻71話の扉絵に描かれた、険しい森の上を飛行するフェルンに、首襟を捕まれぶら下がってるシュタルク。以前フリーレンは飛行魔法について、魔族の術式をそのまま転用したために、原理がわかっておらず応用できないと話していた。
パーティの中で唯一飛行魔法が使えないシュタルクが、フリーレンとフェルンが飛行移動を選んだ時の様子がこの扉絵で明かされている。前を見据えるでもなく、足元に広がる大森林をぼーっと眺めるシュタルクは、龍をも倒す強さを感じずまるで荷物扱い。シュタルクファンとしては、この様子に少しの愛嬌と嘆かわしさを感じるだろう。
臆病ですぐに腰を抜かしてしまうシュタルクだが、いざと言う時には作中で最も頼りがいのある戦士だ。人を悪く言わず、魚釣りが上手で、何より戦士として比類なきポテンシャルを持つシュタルクへの接し方が少しでも優しくなることを祈って、今後も彼の活躍を見守りたい。