コナンvs怪盗キッド再び? 劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開前に振り返る対決エピソード

コナンvs怪盗キッドの対決を振り返る

怪盗キッドが殺人犯に?(第53巻)

 キッドが殺人犯と疑われた回も見逃せない。画家の及川武頼のもとに、美術界が待ち望む新作絵画「青嵐」を頂きに参上するとの予告状が入る。だが、自らが守ると絵が保管されている部屋に入った武頼の義父・ 神原晴仁が、突如起こった停電の最中に何者かに殺されてしまう。現場は窓が開いており、そこにあったはずの絵画もなくなっていた……この状況からキッドが犯人として疑われ、殺人の容疑を掛けられてしまう。しかし、ここで黙っているキッドではなく、変装して現場に潜り込み、"真実を頂きに参上!"と逆に挑戦状を叩きつけたのだ。

 殺人はキッドの仕業ではないが、本物のキッドが来ていると気づいたコナンは、今度こそ気障な仮面を剥ぎ取ろうと目論む。そして独自の捜査の末、コナンは殺人事件の真相とキッドがトラップを仕掛け高木刑事に変装、現場に潜入していたことに辿り着く。真犯人が逮捕され無罪となったキッドが去ろうとした時、コナンが追い詰めるものらりくらりとかわされてしまう。今回キッドは濡れ衣を晴らしにきただけであり、コナンの真相解明はある意味キッドの得意とするマジックのおかげでもある。結果的にはお互いに助け、助けられていたという珍しいエピソードであった。

 本予告を見るに、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」では服部平次を交え、さらにコナンと怪盗キッドの熱いバトルが期待できそうだ。4月12日の公開が待ち遠しい。

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