冨樫義博が明かした『HUNTER×HUNTER』のエンディング 「9割の読者が否定する」Cパターンへの期待
現在休載中の人気漫画『HUNTER×HUNTER』を手がける冨樫義博氏が、11月21日放送のバラエティ番組『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)で同作の“結末”について書面でじっくり語り、ファンが騒然としている。
番組では、元櫻坂46メンバー·関有美子の「結末は決まっていますか?」という質問に対し、手紙で回答が送られた。冨樫氏は櫻坂46のファンで知られており、完結させられなかったときの“想定エンディング”まで明かされたのは、関のおかげかもしれない。
冨樫氏は現状、大きく3パターンのエンディングを考えているという。当然、詳細は伏せられたが、読者の反応を予測したとき、Aパターンは「賛成8割、否定2割」という読みで、冨樫氏は「無難な展開」としている。Bは賛否両論が拮抗することが想定される内容で、Cに至っては9割の読者が否定的な意見を持つだろうという、尖った結末のようだ。
圧倒的に不評になりそうなCパターンを残しているのは、「一番好みだから」。この言葉を重く見ると、天邪鬼な部分もある冨樫氏のこと、「無難」という若干マイナスのニュアンスを含む評価をつけたAパターンが採用される可能性は高くないように思えるが、ほとんどの読者が否定的に捉えるだろうというCパターンはどんな結末なのか。“夢オチ”に近いちゃぶ台返しなのか、“全員死亡/世界の終わり”のような元も子もないバッドエンドなのか、採用されなかったときには、ぜひ明かしてもらいたいところだ。
さらに冨樫氏は、「未完のまま私が死んだら、これが結末だったということでご容赦ください」として、候補から外れた4番目のシナリオについて具体的に語っている。詳しくはTver等の見逃し配信で番組を確認していただきたいところだが、簡単にまとめてしまうと「穏やかな未来エンド」というところか。