2024年の星空の見どころをチェック「アストロガイド 星空年鑑 2024」発売
天文ソフト「ステラナビゲータ」の開発や天文雑誌「月刊星ナビ」の発行など天文関係プロダクツの開発会社である株式会社アストロアーツは、2024年の星空の見どころを写真とイラストで解説したDVD-VIDEO/ROM付きムック「アストロガイド 星空年鑑 2024」を発行した。
「アストロガイド 星空年鑑」は1990年から刊行が続けられているムックで、一年間の天文現象と毎月の星空の様子をオールカラーの誌面とプラネタリウム番組、パソコンソフトで紹介する。星図や写真を使って解説し、初めて見る方にもわかりやすく、充実した情報量で天体観望や撮影の資料としても使える。
2024年注目現象の見どころや、毎月の星空の様子を先取りできる。特集記事では2024年に観望したい天文現象を写真とカラーCGイラストで解説。スマホアプリ「星空ナビ」があれば二次元コードを読み取って天文現象の方向を調べるなど、さらに便利に楽しめる。
DVDに収録の「アストロガイドブラウザ2024(Windows&Mac用)」は、2024年の星空や天文現象をシミュレーションするソフト。毎日・毎月の天文現象の解説をカレンダーの形式で閲覧できるほか、星図と連動して注目の現象を再現して楽しむことができる(シミュレーション機能はWindows版のみ)。
■「アストロガイド 星空年鑑 2024」で紹介している主な天文現象
3~4月:ポン・ブルックス彗星が見ごろ
4月9日:北米で皆既日食(現地8日)
5月6日明け方:みずがめ座η流星群が極大
8月12~13日:ペルセウス座流星群が極大
9~11月:紫金山・アトラス彗星が見ごろ、肉眼でよく見える明るさに達する可能性も
10月3日:イースター島などで金環日食(現地2日)
12月8日宵:日本の広範囲で、土星が月に隠される土星食
12月25日未明:日本の広範囲で、おとめ座の1等星スピカが月に隠されるスピカ食