【漫画】ボロボロになって初めてわかった母親の優しさーーSNS漫画『お母さんに救われた話』があたたかい
ひとくちに「家族」といっても、さまざまな形がある。けれど、多くの人がふとした瞬間にその大切さに気づかされるもので、「傷ついたときにも安心して帰れる場所」があるのは、何より幸せなことかもしれない。9月下旬にX(旧Twitter)上で公開されたエッセイ漫画『ボロボロで帰省したとき、お母さんに救われた話』は、大きな事件やドラマこそ起こらないが、じわりとあたたかい気持ちにさせてくれる作品だ。
本作を手掛けたのは、専業漫画家を目指して奮闘中だという望月哲門さん(@Tetsuto1319)。最も影響を受けた作品の一つとして『ちびまる子ちゃん』(集英社)を挙げ、「さくらももこ先生は、エッセイ漫画やオリジナル作品、エッセイなど活動の範囲が幅広く、自分もそういう活動ができればと思っています」と語るが、確かにそのエッセンスは本作にも活きているように感じられる。
そんな望月さんに、胸が温かくなり、誰かに優しくしたいと思わせてくれる本作を制作した経緯など話を聞いた。(望月悠木)