『ガンダム』主人公、精神崩壊は仕方ない……最もハードな生き方をしたのは誰?

『ガンダム』主人公、精神崩壊仕方ない?

 戦争を題材としてきた『機動戦士ガンダム』シリーズでは、悲劇的な展開によって不幸な人生を歩む主人公がほとんどである。例えば、家族に恵まれなかったキャラクターや大切な人の死を経験したキャラクターだ。さらに生まれた段階ですでにハードモードな人生が確定している主人公もいる。今回は、ハードな人生を送ってきたガンダム主人公たちについて掘り下げてみたい。

超過酷な環境下に生まれたガンダム主人公たち……

 『機動新世紀ガンダムX』のガロード・ランが生まれたのは、荒れ果てた地球。コロニー独立運動をきっかけに巻き起こった戦争で人口のほとんどが失われており、ガロードは太陽の光も届かない場所で幼少期を過ごした。地球の治安は最悪で、戦争孤児のガロードはモビルスーツやその武装を売買するジャンク屋として生計を立てているほどだった。

 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するハサウェイ・ノアもハードな人生を送ったキャラクターの1人だ。好意を抱いていたクェス・パラヤを失うという壮絶なトラウマ経験によりうつ病を発症。大人になると反地球連邦政府運動「マフティー」の中心人物として活動することになったハサウェイは、あと一歩のところで任務に失敗して処刑されることとなる。悲しい結末を迎えたハサウェイだが、テロリストだったことから「自業自得だよね」「ガンダム主人公の中でハサウェイが1番嫌い」という意見が多いのも事実だ。

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