『呪術廻戦』虎杖vs脹相でさらに過熱! 原作を“再解釈”したド迫力バトルの凄さを考察
芥見下々もアニメに対して絶賛のコメント
さらに芥見は、『呪術廻戦』公式Xに投稿された放送後コメントにて、同じく35話で描かれた呪詛師・粟坂二良のアクションを絶賛。粟坂の術式である「あべこべ」を連想させる動きが仕込まれていることに触れ、「原作を読んでる人はより楽しめたのでは!?」と興奮を隠しきれない様子だった。
そしてそれに続く第36話は、一級呪術師・七海建人の独壇場と言えるエピソードだった。七海は呪術高専の補助監督たちが犠牲になっていることを知り、静かに激高。その犯人である呪詛師・重面春太に対して、術式「十劃呪法」を使った強烈な打撃を叩き込んだ。
原作でも迫力のある場面だったが、アニメでは商業ビルのなかを破壊し、ガラスをまき散らしながら戦闘が行われることに。最後には隣のビルに重面が叩きつけられた衝撃で、看板が折れて降ってくるという演出もあり、より七海の打撃の威力が分かりやすくなっていた。
原作単行本の情報によると、「渋谷事変」の七海はつねに“時間外労働”の縛りによって強化されている状態。一見過剰とも思えるアニメの戦闘シーンは、むしろ原作を忠実に再現するものだったと言えるだろう。
今後、ますます激しさを増していく「渋谷事変」での戦い。引き続きインパクト抜群のアクションシーンが見られるはずなので、原作を読んだことがあるファンにとっても必見ではないだろうか。
【写真】『呪術廻戦』渋谷で“特級”コラボ「帳に包まれたホテル」を見る