【推しの子】横槍メンゴ、『エクソシストを堕とせない』作者の“ファンアート”に感激 相思相愛の関係にファンほっこり 

プロ漫画家による【推しの子】ファンアート

 「少年ジャンプ+」で連載中の人気漫画『エクソシストを堕とせない』で作画を手がけるフカヤマますく氏がX(旧Twitter)で投稿した、『【推しの子】』のファンアートが1.2万いいねを獲得するなど注目を集めている。

 フカヤマ氏は『【推しの子】』で作画を担当する横槍メンゴ氏にフォローされていることに気づき、「どわあああ!??となったので勢いでファンアート」を制作したという。『【推しの子】』を象徴するキャラクター・星野アイを描いたもので、愛らしくも勝気な表情が印象的。横槍氏とはまた違うタッチで、“完璧なアイドル”の魅力を引き出した。意外と再現が難しい謎ウサギもいい表情だ。

 「推しの子は表情がとっても魅力的で憧れていたので…!嬉しい…!」と、フォローに気づいたよろこびを語るフカヤマ氏のポストに対して、横槍氏は即座に反応。「こちらこそファンです!!!うれしいびっくり~~~~~~~~~!!!!」とよろこびをハイテンションに表現し、絵文字付きで「めちゃくちゃうれしいかわいい!アイコンにしたい・・・・・・・・」とポストした。実際にInstagramのアイコンに設定しており、相思相愛ぶりがファンを和ませている。

 アニメ化で大ブレイクを果たしている『【推しの子】』と比較すると、『エクソシストを堕とせない』は漫画好き以外の一般層に広く知られた作品とは言い難いかもしれない。同作は現代を舞台にしたオカルト漫画で、悪魔を祓うエクソシスト(祓魔師)の少年を主人公に据えた謎の多い物語。バトル漫画としても、恋愛漫画としても読み応えがあり、「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門で第9位に入るなど、期待を集めてきた。

 そして、注目すべきは尖った物語性だけでなく、今回の“ファンアート”でも発揮された作画の魅力だ。当サイト記事「少年に訪れるのは呪いか、祝福か? ジャンプ+『エクソシストを堕とせない』の恋の重要性」でライター・評論家の成馬零一氏が指摘しているように、太い線で描かれたかわいらしいキャラクターが印象的で、「どのコマも一枚絵として完成度がとても高く、同時に漫画らしい画が動いているかのように見える躍動感も備わっている」(成馬氏)のだ。単独でも『クズの本懐』などのヒット作を持つ人気漫画家・横槍メンゴ氏が感激するのも頷ける。

 『【推しの子】』好きでまだ『エクソシストを堕とせない』を読んだことがない人は、同じく「少年ジャンプ+」で初回全話無料で読むことができるので、ぜひチェックしよう。

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