「いつ読んでも泣く」『ダイの大冒険』ダイ・バランの共闘やポップのメガンテ……名シーンを振り返る
大人気ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』の世界観をもとに、1989年に「週刊少年ジャンプ」で連載をスタートした『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。
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1991年と2020年にはTVアニメ化され、ゲームの発売も決定するなど世代を超えて今なお愛されている。そんな『ダイの大冒険』には語るに尽くせない名シーンがいくつもある。そこで今回は、ファンの間でも特に人気のある名シーンを紹介していきたい。
ダイやポップらアバンの使徒たちの熱い名場面
まず紹介するのは主人公・ダイがバーンとの戦いで「こんなものが正義であってたまるか」と言い放つシーン。竜魔人と化したダイがバーンを追い詰めているときに言ったセリフだが、「力こそが正義」と主張するバーンに対して圧倒的な力を手にしたダイが涙ながらに「こんなものは正義じゃない」と訴えるシーンは多くの読者の心を打った。
ダイの名シーンでいえば、父・バランとの共闘も挙げられる。バランはダイたちの前に敵として現れ、ダイを自分の側に引き込もうとしていた。しかし、戦いの中で捨てたはずであった人の心を取り戻したバランはダイたちと共闘してハドラーに戦いを挑む。ダイ・バランVSハドラーは敵同士だった親子の胸熱タッグやバランの優しい父親としての姿が垣間見えるなど、見応え満載のエピソードとしてファンの間でも語り継がれている。
また、『ダイの大冒険』において数々の名シーンを持っているのがポップだ。作中でも一番成長を遂げたとも言えるポップだが、中でもポップがメガンテを唱えるシーンは多くの読者が名シーンと振り返っている。ダイのために、そして人類の未来のために自らを犠牲にしてメガンテを放つポップの姿に、ネット上では「いつ見ても泣く」「カッコ良すぎてツライ」などの声が上がっていた。