藤子・F・不二雄、SF短編全111作収録された決定版がすごい!
藤子・F・不二雄が1969年より描き継いだ「SF短編」。ただいま、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、「SF短編」の原画を展示する「藤子・F・不二雄のSF短編原画展 -Sukoshi Fushigiへの招待-」を絶賛開催中(~2023年10月中旬※予定)。2023年4月9日より、NHKBSプレミアムでドラマ化され、そのシュールで刺激的な世界観に、驚く人も多いのではないだろうか。
これを機に「SF短編」シリーズ・全111作を、全10巻に再編集し、2023年4月7日より順次刊行。また、本シリーズの刊行を記念して制作された、キービジュアル(コラージュアーティスト・河村康輔氏制作)も公開。SF短編シリーズに登場するキャラクターたちが散りばめられた豪華なビジュアルとなっている。
■「SF短編」シリーズと「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス」(全10巻)通常版について
「SF短編」シリーズは、1969年に「ビッグコミック」で発表された『ミノタウロスの皿』を皮切りに、以後、1995年の『異人アンドロ氏』(「ビッグコミック」掲載)まで、小学館の青年コミック誌・少年コミック誌を多数含む、各社のコミック誌・SF誌で描き継がれた。
今回の『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』全10巻は、「SF短編」全111作品を、「異色SF短編」(第1~6巻)と、「少年SF短編」(第7~10巻)に分け、概ね発表順に収録したもの。初めて「SF短編」を読む方が手に取りやすいシリーズで、巻末に藤子・F・不二雄のエッセイを収録している巻もある。
まずは4月7日に、第1巻『ミノタウロスの皿』(「異色短編」シリーズ)と、第7巻『ポストの中の明日』(「少年SF短編」シリーズ)の2冊を同時発売。5月以降、毎月末に2冊ずつ、2023年8月まで、全10巻を刊行する。
■豪華愛蔵版「藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークスUltimate Edition」(全10巻)について
今回、『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』全10巻は通常版に加え、豪華愛蔵版「Ultimate Edition」を、2023年5月29日より刊行(毎月1冊、2024年3月まで刊行・全10巻)。各巻美麗ケース入り、雑誌初出時と同じB5判の大型サイズ、本がフラットに開くコデックス装、表紙には金属プレートを装填した、正に永久保存版かつ、今までにない「SF短編」体験ができる究極の(=Ultimate)愛蔵版。
■『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス Ultimate Edition』全10巻予約について
全国の書店・ネット書店で、4月1日(土)から予約受付を開始(第一次締切:2023年5月7日(日))。5月29日に一部書店店頭にも並ぶが、予約すると、初版限定の別冊小冊子付きのものが確実に入手できる。
(写真は ©藤子プロ・小学館)