『邪神ちゃんドロップキック』クラファンで1億円以上集める人気　なぜ熱狂的ファンが多いのか

『邪神ちゃんドロップキック』は「COMICメテオ」で連載中のユキヲの漫画。単行本は現在20巻まで刊行されている。アニメ制作に向けたクラウドファンディングのほか、北海道釧路市や富良野市など、地方自治体とのコラボ企画などでも有名だ。

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　一部に熱狂的なファンが多いことでも知られ、ファンは“邪教徒”と呼ばれている。また、違法アップロード対策のために、公式が真っ先に切り抜き動画をYouTubeにアップロードするなど、エキセントリックな取り組みが話題になっている。

　公式のツイートにもファンが多いようで、相次ぐイベントの企画や、定期的に話題を発信する取り組みなどがファンを引き付ける要因となっている。そして、新たなファンを生み出す好循環につながっている。

　この度、昨年大きな話題を読んだアニメ『邪神ちゃんドロップキック』シリーズの原画の展示や物販などが行われる「大邪神ちゃん展」が、錦糸町マルイで3月24日から開催されている。最終日は5月14日まで。

　3月25日には、邪神ちゃん役の鈴木愛奈が来場し、オープニングイベントが開催されたばかりだ。錦糸町マルイのエントランススペースも『邪神ちゃん』仕様に装飾されており、パネルの展示や新作グッズの販売など、ファン垂涎の内容が目白押しである。ぜひ訪問の計画を立ててほしい。

　また、昨年からの功績が評価され、『邪神ちゃん』のイラスト入りのクレジットカードの発行も決定した。マルイが発行するエポスカードといえば、『銀魂』など数々の有名アニメとのコラボで有名だが、ついに『邪神ちゃん』もその仲間入りを果たすことになった。

　クレジットカードのカードデザインは2種類で、ともに原作者のユキヲの描き下ろしイラストが使用される。とてもかわいい絵柄なのでついカードでバシバシ買い物をしたくなるが、邪神ちゃんのようにお金の使いすぎには要注意である。

 　著者のユキヲは過去のリアルサウンドブックのインタビューで、「アニメの３期になってからファンがますます増えた」とコメントしている。アニメは回を重ねるごとにファンが緩やかに減少に転じるパターンが少なくないが、邪神ちゃんは異なる傾向になっている。仮にテレビアニメ４期が実現すれば、さらなるファンの獲得に繋がるのかどうか。今後の動向が注目されるコンテンツである。

大邪神ちゃん展

【開催期間】
2023年5月14日(日)まで
営業時間：10:30～20:00
【開催場所】
錦糸町マルイ 5F
【入場料】
入場無料