『ザ・ファブル』ヨウコの性格は? ドSで酒好き、恋愛は一途……強烈すぎるエピソードから考察
『ザ・ファブル』の登場人物で高い人気を誇っているのが、主人公佐藤アキラ(偽名)の妹という設定で生きるヨウコ(偽名)だ。
殺し屋組織「ファブル」で生きる彼女の生い立ちは謎に包まれているが、その強さは凄まじいものがある。また、人間的魅力にもあふれているのも人気の理由だろう。今回はそんなヨウコの性格がわかる印象深いエピソードを見ていきたい。
酒が恐ろしく強い
ヨウコの唯一無二な才能といえば、無類の酒の強さ。言い寄ってくる男を見つけては酒を飲ませて酔い潰し、その様子を楽しむというドSな趣味を持つ。
女性を手当たり次第に口説いてホテルに持ち帰るチャラ男「河合ユウキ」にはテキーラ20杯を飲ませて病院送りに。テキーラを20杯飲んだヨウコはピンピンしているどころか、河合が苦しむ様子を楽しみ、水と称して決めのテキーラを飲ませ、KOしたのだ。
このほかにも家で酒を飲む様子が頻繁に見られたヨウコ。若干身体が心配になってしまうが、それを凌ぐ肝臓を持っているようだ。
人並みを外れた瞬間記憶力
ヨウコの人生を変えてしまったといっても過言ではない特殊能力が、高い記憶力だ。第1巻で自らを「記憶力の良い天才カーナビ美女」と発言しており、自身の記憶力にかなり自信を持っている様子をうかがわせていた。
物語が進むに連れ、ヨウコが幼少期にその記憶力をファブルに目をつけられ、山岡という男に両親を殺害され、強制的に組織に入れられたことが明らかになる。ヨウコは幼少期の辛い出来事も鮮明に記憶しており、山岡の顔を見て「親の仇」であることを見抜いた。
記憶力が優れているがゆえに殺し屋の道を歩くことになり、「思い出したくない過去」と向き合っている様子も見えるヨウコ。過去の自分と戦い苦悩する姿も、支持される要因かもしれない。
喧嘩が強い
口説き落とそうとする男性陣も多く、女性としての魅力にあふれるヨウコだが、喧嘩の強さも特筆ものである。
敵として家に銃を持って堂々と乗り込んできたスズキと対峙した際には驚くことなく銃を奪い取ったうえ、6秒で顔面にキックを入れるなどしてKOしている。また、セカンドシーズンでは紅白組の松代と対決。窮地に追い込まれたものの、三角絞めで失神させるという芸当を見せた。
このほかにもチンピラやヤクザの大物相手をボコボコにしたことがあるヨウコ。美しいだけではなく、喧嘩もかなり強いのだ。
恋愛に真っ直ぐ
男を酔わせて潰して楽しむという趣味を持つヨウコだが、恋に一途な側面も持つ。
クリスマス会で優しくしてもらったことをきっかけにオクトパス社の田高田社長に想いを寄せたヨウコは社長の家を訪れ、「ここに100年住みたい」と直談判し同棲生活をスタートさせる。
ここでは一切奇をてらうようなことはせず、田高田社長に猛アタック。なかなかその気にならない田高田社長に悩んでしまう描写も見られた。結局ミサキからの「正面突破してみたら?」というアドバイスを聞き「結婚してほしい」とプロポーズしている。
さらに本気のプロポーズにもかかわらずドッキリ扱いする田高田社長には全裸になり決意を示していた。ヨウコが恋愛に悩む描写に、キュンとした読者もいたようだ。
セカンドシーズンでもキーパーソン的な存在となっているヨウコ。今後もアッと言わせる能力を見せてくれるかも。