2月1日は「プリキュアの日」2024年は20周年のメモリアルイヤー 書籍やイベント、新作アニメと早くもリリースラッシュ


 2月1日は「プリキュアの日」だ。それはシリーズ第1作となる『ふたりはプリキュア』が2004年2月1日に放送開始されたことにちなんだもの。『ふたりはプリキュア』に美墨なぎさ(キュアブラック)役で出演した本名陽子は、作品20周年に際して「20周年イヤーなんて、ぶっちゃけありえない!!」と、オープニングアニメーションの歌詞を引用して喜びのコメントを寄せた。

 漫画雑誌「なかよし」で公式のコミカライズを手掛ける上北ふたごも、歴代プリキュアを描いた豪華なイラストをUPしている。

 『プリキュア』シリーズは言わずと知れた女児向けアニメの金字塔で、女児から大人まで多くのファンを獲得してきた日本を代表するアニメシリーズである。「プリキュアの日」は作品を制作する東映アニメーションが、放送開始15年の節目にあたる2018年に、世代を超えた更なる発展といつまでも愛されるキャラクター作りを目指すことを目的に制定したもの。同年、日本記念日協会により認定され、正式に登録されている。以降、記念日に合わせて様々なイベントが開催されてきた。

 今回はメモリアルイヤーということもあり、より豪華なイベントが目白押しだ。まずは、「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」東京会場が池袋・サンシャインシティ 展示ホールAで、2023年2月19日まで開催されている。史上初、全プリキュアシリーズのキセキを辿る展覧会と称し、「20年分のトキメキ」を俯瞰できる内容になっているという。開始に先立ち内覧会を見学してきた歴代声優陣の本名陽子やゆかなが、その豪華な展示内容をツイートしている。

 会場に向かう際は町の風景にも注目しよう。展示会に合わせて、池袋駅東口にプリキュアフラッグが登場している。公式Twitterによれば、プリキュア20周年のために書き下ろされた多彩なデザインが使用されているという。バス停のビジュアルや駅サイネージなどととも各エリアのフラッグを楽しむことができる。また、新宿駅にも巨大なプリキュアの広告が登場。壁一面を使いすべてのプリキュアが登場し、変身シーンまで見られるとあって、絶好の写真撮影スポットとなっている。

 そして、新作『ひろがるスカイ!プリキュア』の放送がいよいよ2月5日、午前8時半から始まる。同作は20作目の節目となる作品であり、来年には20周年という記念すべき年を迎えることになる。シリーズは時代の流行を取り入れてきた。新作『ひろがるスカイ!プリキュア』はキャラクターデザインが『ラブライブ!スーパースター!!』で知られる斎藤敦史であり、あらゆる世代、アニメファンが喜ぶ作品になっていること間違いなしだ。今後、ますます発展していくシリーズに注目していこう。

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