【クイズ】書店数がもっとも多いのは952店の東京都。最も少ないのは46店。さて、どこの県?

MARUZEN&ジュンク堂書店が入る東急渋谷・本店。2023年1月31日に閉店が決定した。

 出版物取次大手の日本出版販売株式会社(日販)は、2022年版『出版物販売額の実態』を発表した。これは、2021年度の出版物に関するあらゆる情報を調べたデータである。

 同社によると、書店ルートの販売額は8,343億円(前年比97.9%)、書店店舗数は8,642店(前年度は8,789店で147店の減少)となり、リアル書店にとっては依然として厳しい状況であることが浮き彫りになった。対して、インターネットルートの推定販売額は2,808億円(前年比106.5%)となり、前年度数値を上回っている。書店からインターネットへ、書籍を購入する場が変わりつつあることがうかがえる。

 出版不況が叫ばれるようになった頃から、「通っていた町の本屋がなくなった」「いつの間にか書店が町から1店もなくなった」などの声が聞かれるようになって久しい。では、書店の店舗数の現状(2021年度)は、どのようになっているのか。都道府県別でみてみよう。

 書店の店舗数が最多なのは大型書店が数多く存在する東京都(952店)で、2位以下は大阪府の550店、神奈川県の485店、愛知県の481店、埼玉県の471店である。

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